浦東新区の概況
活発な外国投資
外国投資の実際利用率は上海市の3 割を占める。2015 年、浦東新区にて新規外資プロジェクトは3722 件立ち上げられ、前年比70.3% 増を果たし、契約ベースの外国投資額は441 億米ドルで、市の75% を占める。払込外資金額は64.6 億米ドルで、市の約35% を占める。
投資元としての国/地区は数多い。2015 年末までに、世界145 ヵ国・地域から浦東への投資プロジェクトは計27517 件あり、契約ベース投資額は1364 億米ドルで、払込金額は計641.12 億米ドルである。
多国籍企業の地域本部は集まり、投資規模も大きい。
『フォーチュン』誌が発表したグローバル500 社のうち、300 社は浦東に会社を設けている。
2015 年末までに、246 社の多国籍企業は浦東で地域本部を設立し、上海市(計535 社)の46% を占める。うち、アジア太平洋地域本部の機能を備えるのは106 社である。
多国籍企業の地域本部は浦東における投資額(企業登録資本金)が130.89 億米ドルで、年間営業収入が2963 億元で、年間納税総額が239.67 億元である。
集まる国内投資
各地企業による投資は上海市の半分を占める。2015 年末までに、浦東において全国各地の企業による投資プロジェクトは計145608 件で、登録資本金は21381.38 億元である。2015 年、全国各地の企業が浦東に対する投資は市の49.5% を占める。
2015 年浦東にて投資するトップ5 の地域は江蘇省、浙江省、北京市、山東省、安徽省である。
本部企業の集積。浦東新区は中央政府所有企業、国営企業、民営企業など国内大手企業の本部及び地域的本部、機能的本部を350 社以上誘致した。うち、2011-2015 年において浦東新区政府に認定された国内大手企業の本部と地域的本部は計60 社あり、登録資本金総額は788 億元、総資産は6040 億元近く、納税総額は125 億元ある。