|
中国政府は1990年4月18日、上海浦東新区の開発開放を正式に世界に宣言しました。今年、浦東新区の開放開発は20年目に入りました。
上海市浦東新区は中国沿海開放都市地帯の中心部、太平洋西岸の長江の入り江に立地し、面積は1210平方メートル、居住人口は412万人(上海市全体の約1/5)。
(合併前の浦東新区の概況:面積が570平方キロメートル、居住人口は305万人(2008年末))
合併後の新浦東新区では、2009年の域内総生産(GDP)は4001.39億人民元(上海市全体の26.8%)、産業構造は第一次、第二次、第三次産業の割合はそれぞれ0.8 : 43.2 : 56で、近代サービス業とハイテク産業が主導産業になっている。
域内には、陸家嘴金融貿易区、張江ハイテクパーク、金橋輸出加工区、上海総合保税区(外高橋保税区、洋山保税港区、浦東国際空港保税区の統合)、臨港装備産業基地など5つの国家レベル開発区があり、先端型製造業、臨港産業、ハイテク産業、生産性サービス業など近代的な産業要素を集積している。2009年から、国際金融センターと国際運輸センターの整備は浦東新区の国家プロジェクトとして進められている。
2000年4月の浦東陸家嘴の写真
1990年以前、陸家嘴地区が旧国営工場と荒地だった。現在、中国を代表する金融貿易区になっている。
浦東新区開発開放の20年間に、その経済・社会環境は一新され、日本を含める全世界の注目を集めています。世界各国(地域)から多くの多国籍企業と中小・中堅企業が相次いで浦東新区に進出してきました。現在、浦東に進出された外資企業は16,967社(2008年末)に達し、うち日系企業2,385
社(旧浦東新区2008年末現在)があります。浦東新区に登録されているグローバル企業の地域本部は合計130社(2009年)、上海市全体の半分以上を占めている。
二十一世紀における浦東新区は、あらゆるビジネスチャンスに応えられるような多機能型の近代都市を目指しています。外国と国内資本をより積極的、合理的に受け入れ、先端製造業はもちろん、金融・証券・先物取引サービス、情報サービス、近代物流、国際貿易、コンベンション・観光とリゾート事業といった五つの近代サービスセンターの建設をも取り組んでいる。

2008年4月18日の浦東新区陸家嘴地区写真 (新華ネット写真転載)
中国の経済発展の高度化に、黄浦江両岸総合開発プロジェクトの推進、2009年新浦東新区の誕生(浦東新区と南匯区の合併)、上海市金融センターと運輸センター整備の中核地域の役割、浦東空港、洋山深水港と外高橋港の整備、情報基地の建設、さらに2010年上海万博の開催、また、2009年国務院が上海ディズニーランドプロジェクトを許可したことなどのことは、浦東新区ないし、上海市全体までに今までのない巨大な推進力を与えており、これからの浦東開発開放は新たな歴史の1ページを刻むこととなるでしょう。
今後、日本と中国の間の経済交流が益々活発になる中で、有望で巨大な中国市場へのゲートウェーとしての潜在的魅力をもつ浦東新区はますます脚光を浴びることでしょう。
(編集: SDJ)
|