現在、浦東地域に4万社以上の外資企業、450社以上の多国籍企業の本部企業、264箇所の外資系研究開発センターが集まり、浦東地域の経済と社会の発展に活力を吹き込み、貢献している。

このほど、浦東外資持続可能な発展テーマイベントが上海国際会議センターで開催された。各界のゲスト及び外資系企業の代表が一堂に会し、浦東が本部経済のエネルギーレベルの向上を加速させ、質の高くて持続可能な発展を実現するためにを提言した。

2010年、EYは上海にいくつかのエリアに分散していた事務所を統合し、当時全国で最も高いビルだった上海環球金融センターに入居することを決めたとコンサルティング会社のEYの中国地域業務責任者畢舜傑氏は当時のことを振り返った。

「浦東は最も先見性があり、忍耐力があり、歩調が揃っているパートナーです」と畢氏は言った。浦東は先見性のある戦略配置と産業計画を持っており、たくさんの「第1」を生み出し、「6G」計画などの措置の実施からは浦東が当面の市場の脈に対し、高い感知能力を持つことが見られる。また、浦東は企業の生産と経営環境に持続的にエネルギーを注入し、企業の長期的な発展をサポートする。自由貿易試験区の政策の支持のもとで、EYは絶えずに業務を開拓し、中国での第1箇所のイノベーションセンターを導入し、同社独資の教育機関のEY研究院を早期に登録して運営している。「2010年に浦東地域に進出したときに立てた戦略的発展目標を2年前倒しで実現したことに気づきました。次の段階の質の高い発展に自信を持っています」と畢氏は示した。

同イベントの基調講演で著名な経済学者で、中国経済体制改革研究会副会長樊綱博士が「中国経済の波動と長期的発展」について講演した。また、各界が高い関心を寄せている上海自由貿易試験区が開発開放のプロセスを加速させることについて、浦東新区発展改革委員会体制改革処高級研究員江天誠氏は「国際経済貿易規則に全面的にマッチング　中国(上海)自由貿易試験区のハイレベルな制度型開放を推進する総体案」をめぐって詳細な解読を行った。

現場で上海浦東外資投資企業協会第7回第1次メンバー代表大会が開かれた。同協会の新しい理事会は165名の理事で構成され、監事会で3名の監査役が置かれた。大会で無記名投票により、デュポンアジア太平洋地域総裁張毅博士を第7期理事会会長に選出した。