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2018上海人工知能大会は浦東で開催

作者 杜暁駿 上海浦東 2018-08-20

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このごろ2018年上海人工知能大会及び第1回画像、ビデオ処理と人工知能国際会議が行われた。同大会は中国科学院上海高等研究院と上海浦東ソフトウェアパーク、上海莘沢創業投資管理株式有限会社が共催したもの。

全国各地の業界専門家、科学技術パーク、著名な企業代表者らが一堂に会し、中国の人工知能の発展ルートを模索していた。今後、人工知能の産学研の協力を展開していく。

上海人工知能大会の委員会の蘇鋭丹氏は、「今後同大会は上海で毎年行われることになり、この大会を通じて人工知能の科学研究、技術の応用を進めようとしている」と述べた。

人工知能生産・研究の創新連盟を設立へ

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同大会では人工知能生産・研究の創新連盟の設立が発表された。

計画によると、同連盟はビッグデータテキストの知能化、コンピューター視覚のスマート化、コンピューターの音声のスマート化、人工知能ロボット、スマート車載ネットワーク、スマート無人航空機(ドローン)、スマート医療、スマート金融などに携わる企業が集まり、人工知能分野の技術、資金、人材などさまざまな資源を整合させる。また人工知能分野の交流を強化し、人工知能プロジェクトの産業化への転化効率を高め、大学や研究機構と協力し、人工知能の未来の発展を推進しようとしている。

浦東の人工知能は新しい高度へ

ある専門家によると、人工知能は金融、医療、警備、教育などに応用されており、現在、人工知能はデジタル化、ネットワーク化からスマート化へアップグレード及びモデルチェンジを促進している。

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上海浦東ソフトウェアパーク

国家級ソフトウェア産業拠点、上海市初のスマートパークの建設試験地として、上海浦東ソフトウェアパークは建設・模範効果を外に広げ、理論・実践の研究と模索を実施している。

上海浦東ソフトウェアパークの建設は三つに分けられている。

第1段階ではモノのインターネット、クラウドコンピューティングなどの技術を採用し、パーク内の既存のソフト・ハードおよび技術システムの計画・改良・統合を実施し、5大サービスモジュールを結びつけ、スマートパークの原型を形成しスマートサービスを提供する。

第2段階ではビッグデータ技術を採用し、パーク内の大量のデータを集約し、そのデータの発掘・分析利用・共有を進め、パーク発展の方針決定をサポートする。

第3段階では、引き続き各スマート技術の発展を掘り下げ、各データの共有と分析利用を深化し、入居企業のスマートサービスと公共サービスの内容を豊富化する。