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上海海洋工程装備製造業革新センターが設立 臨港

作者 杜暁駿 上海浦東 2018-09-29

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このごろ、上海海洋工程装備製造業創新センターの除幕式及び協力協議の調印式典が上海浦東新区の臨港地区で行われた。同センターは海洋工程装備の製造業の資源を集め、協同革新を強化し、海洋工業のコア技術の突破を目指している。同時に技術の革新・突破、産業化応用を通して、中国の海洋工業の水準を向上させていく。

上海臨港委員会の常務副主任の陳傑氏は、同式典で「海洋科学技術と産業は臨港地区の産業システムの重要構成部分となっている。臨港地区は海洋科学技術産業の革新と発展に重点を置き、積極的に海洋経済を革新・発展する模範エリアを建設しようとしている」と述べた。 

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15年の発展を経て、臨港地区はハイレベル製造、スマート製造に特化した現代産業システムを構築してきた。海洋工程の装備製造においては、臨港はすでに上海中船三井造船柴油機有限公司、中船瓦錫蘭発動機(上海)有限公司、上海彩虹魚海洋科技株式有限公司など船舶動力システム、水陸両用海洋設備、無人船艇及び水中ロボットに関連する企業を誘致した。

海洋工程装備は中国製造業発展システムの重要な発展分野の一つに数えられている。上海海洋工程装備製造業革新センターは今年6月22日に臨港に登録し、海洋工程装備の設計と研究開発、製造、組み立てなどの分野の専門家を集めた。

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上海海洋工程装備製造業革新センターの梁岩峰取締役の見方では、その新設の革新センターは業界の優れた資源を統合し、海洋工程装備分野の技術革新プラットフォームを構築し、中国の発展に相応しい協同革新モデルを探索し、海洋工程分野の共通技術を実現し、中国の海洋工程装備の全体的な水準と国際的な競争力を高めようとしている。 

臨港管理委員会産業発展の首席計画師の顧長石氏は「海洋を特色とした産業を育て、海洋科学技術のプラットフォームを建設することは臨港の科学革新発展において重要な役割を果たしている。上海海洋工程装備製造業革新センターは臨港の海洋経済の革新発展の支えとなり、人材育成、革新成果の応用の普及においてもプラスに働いている」と語った。