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世界最大の天文館、上海で着工 来年一般公開へ

作者 杜 暁駿 上海浦東 2019-01-09

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建設中の上海天文館は、総建築面積は38164平方メートルで、建設後、世界最大の天文館となっている。

この天文館のデザイナーは建築事務所EnneadのThomas Wong氏だ。

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Thomas Wong氏の設計のインスピレーションは「三体」から得ているという。つまり、太陽と地球、月といった天体だ。 

それらは天体の運行軌道と規律を象徴するだけでなく、「万有引力」という神秘のベールに包まれた自然の力を示している。

この天文館に設置されている三つの球体は天井、天窓、球幕で、建築そのものは天文観測ステーションとなっている。

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この天文館の近くには直径25000メートルの滴水湖があり、太陽と地球が同じ比例で、直径が23メートルで球体を形取った映画館が建設されている。

太陽の動きによって、窓を通過した光もゆっくり移動し、地面に投射した形も変化する。古代の日時計のように、時間の目盛りは地面に描かれ、まるで「巨大な時計」のような模様を作り出した。

〇展示エリアは、家、宇宙、旅といった三つのエリアで構成されている。

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「家」エリアは星空、太陽、地球、月をテーマとしたエリアで、来場者は館内で歩いて、まるで太陽系や銀河系で漫歩するようだ。この展示エリアで直径18メートルで、地球の星空を真似した光学天象庁の建設を計画中。

「宇宙」エリアは時と光、引力、元素、生命といった五つの角度から宇宙の奇妙な天体現象を呈し、天体の形成と進化を探索する。

「旅」エリアは人類が宇宙を探索する偉大な歩みを展示し、未来への良い期待が含まれ、観衆に深い思考を啓発する。

アドレス:上海浦東新区臨港新城臨港大通りと環湖北三路の交差点