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国内初の馬術専門会場が浦東に

上海浦東 2019-05-08

5月3日から5日まで、浦東において上海ロンジングロバール馬術チャンピオンシップ(Shanghai Longines Global Championship)が開催され、それに伴う中国初の馬術専門会場である上海久事国際馬術センタープロジェクトも一般公開された。

上海ロンジングロバール馬術チャンピオンシップは6年前に初めて浦東で行われ、今年においてはEdwina Tops氏、Scott Brash氏、Ben Maher氏など、国内外のトップ騎手約60人と90頭余りの世界トップクラスの競技用馬が集またほか、張濱氏、袁茂棟氏、張興嘉氏及びわずか18歳の張佑氏という四人の中国人騎手も登場した。また、6年も臨時会場で開催された同チャンピオンシップは今後、万博文化公園に位置する新しい馬術専門会場の上海久事国際馬術センターに移すこととなった。

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上海久事国際馬術センター

紹介によると、上海久事国際馬術センタープロジェクトは3.32ヘクタールの面積を占め、うちに競技用、ウォーミングアップ用、トレーニング用のグラウンドや高級の厩などの施設と、およそ6000席のメインスタンドやVIP席、空中ボックス席など一流の観覧施設も完備される。同センターの落成後、上海は世界最高レベルの馬術競技大会の開催地でありながら馬術専門会場を構える中国唯一の都市となる。

上海久事国際馬術センターは五つのセンターを備えている。国際競技センターでは、各種類の馬術競技の開催が可能となる;馬の検査・検疫センターは輸出入における税関の検査・検疫に便利なサービスを提供し、馬の貿易や関連の産業を促進し、施設を最大に活用できる;国際馬術産業交流・提携センターは馬術に関する博覧会を開催し、国内外における馬術産業を展示する橋渡し役として、交流・提携のプラットフォームを構築できる;都市馬術文化芸術センターでは馬術における商業や観光業の資源を開拓しつつ、豊かな馬術文化を全国・全世界に広められる;青少年教育トレーニングセンターは馬術人材の育成を目標とし、馬術の普及と教育に力を入れ、馬術文化の更なる発展を助力しようという。

グロバール馬術チャンピオンシップは2017年EUや国際馬術聯盟に認可されたにつれ、上海浦東は世界中の馬術競技における重要な一環となり、現時点において上海の馬術クラブと騎手の数量も激増しているという。