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独バイエルン州企業代表団が浦東を訪問

上海浦東 2019-11-06

上海市委常委、浦東新区委書記の翁祖亮氏は11月4日、独バイエルン州副首相兼経済大臣のアイグナー氏をはじめとする企業代表団と会見し、双方はビジネス交流の展開について深く話し合った。副区長の王華氏は同席。

翁祖亮氏はまずドイツからの客人に浦東の経済・社会的な発展を紹介した。「浦東は上海1/5の面積、1/4の常住人口を持つわりに、1/3の市内総生産(GDP)、40%の戦略性新興産業総生産、50%の金融業増加総生産、60%の貿易・輸出入総額を占めた。中国改革開放の窓口と上海現代化建設の縮図として、浦東は外資系企業にとって上海進出の際の第一選択となっている。浦東には現在外資系投資プロジェクト3.5万件が展開されていて、多国籍企業の研究開発機関は238か所で、上海の53%に及んだ。テスラ、シーメンス、ABBなどの大手も今年浦東において重要なプロジェクトを立ち上げた。また浦東で暮らす外国人は16.4万に達した」

浦東で業務を展開したドイツ系企業に関し、翁祖亮氏は次のように述べた。上海とドイツの協力によって設置された上海新国際博覧センターはすでに双方のビジネス交流を担うグローバルな展覧会プラットフォームとなった。上海はドイツとの更なる交流と提携を期待している。一方翁祖亮氏は11月5日に開催される第2回中国国際輸入博覧会も言及した。「輸入博の開催は中国が世界に向かって市場を開放する証だ。浦東はバイエルン州企業の出展を歓迎し、喜んでサービスを提供する」 

それに対しアイグナー氏は「バイエルン州にとって中国は経済分野で手を繋ぐ大事な友達」と強調した。初めて中国を訪問したアイグナー氏は上海の美しさに魅了された。バイエルン州はデジタル経済や自動車工業、エコなどの分野で浦東と協力し、ともに未来を開こうと同氏は期待を寄せた。