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上海、新型肺炎患者約半分が完治

上海浦東 2020-02-24

上海市衛生健康委員会の鄭錦報道官は17日に行われた記者会見で、新型肺炎(novel coronavirus pneumonia)患者21人が当日完治して退院し、退院患者数がこれで161人に達し、全体の約半分を占めたと語った。

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写真・中国新聞網

鄭錦報道官によると、2月17日正午まで、上海は新型肺炎の疑い例1772件の感染が否定され、332件の感染が確認された。一方、今後1週間ほど、Uターンラッシュや通勤混雑による感染拡大が起こる可能性は依然として存在。「我々は疫病予防・コントロール対策を励行し、市民の命の安全と健康のために全力を尽くして都市公共衛生の向上に努めていきます」と鄭錦報道官が話した。

また、疫病が感染拡大している中、上海の衛生健康部門は市民のメンタルヘルス対策を実施した。上海の人々はオンラインで心理カウンセリングを受けることができるという。これに対し、上海市精神衛生センターの謝斌主任医師は心理カウンセラーたちが市民の心の健康を確保するためのセーフティーネットを作っていると述べた。