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2020世界人工知能大会、オンライン開幕へ

上海浦東 2020-06-24

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写真・VCG

2020世界人工知能大会クラウドサミットは7月9日~11日の3日間開催される。今年の大会は「智聯世界 共同家園」をテーマとし、オンライン開催を中心に、オンライン・オフライン連動という形式で、世界中の知恵を集めて人工知能の大盛会を開く。

22日の上海市政府記者会見では、2020世界人工知能大会クラウドサミットの最新情報が披露された。「世界人工知能大会を開催するのは、上海が人工知能産業の集積地を建設し、都市知名度を上げるための重要な一環だ」と呉金城・上海市経済情報化委員会主任はまず大会の重要性を明らかにした。

上海は現在「オンライン新経済」の発展に力点を置き、「新インフラ」建設を急ぎ、戦略性新興産業と未来産業に向けて、科学技術革新策源地や先端産業リーダーシップの役割を向上させ、新しい発展の原動力を引き出そうとしている。大会では、これに関する成果や新製品が発表される予定だ。

人工知能は上海が最も重視する三大先端産業の1つだ。去年の大会以来、上海の人工知能産業が新しい突破を見せた。人工知能産業の「上海案」が実施され、国家次世代人工知能革新発展試験区、革新応用先導区建設が進んでおり、重大産業革新プロジェクトが立ち上げられ、人工知能コア技術の突破が実現された。全国範囲の人工知能示範シーンとして、張江人工知能島、洋山港海運・鉄道連動などの実例が挙げられる。上海は全国人工知能発展の新しいパターンを提示したという。

呉金城氏によると、人工知能産業の「上海案」を徹底させるため、上海は引き続き人工知能産業生態系を向上させ、企業誘致、イノベーション創出、制度革新などの方面に取り組んでいく。