周虹氏「浦東は起業者にとっての最高の戦場、最適な居場所」
羅氏製薬調印式 写真・浦東発布
浦東では、国際的な製薬・ヘルスケア企業ロシュ社の中国総裁、周虹氏が「伝奇的な人物」と言われる。その原因を突き止めると、周氏は様々な「第一」を取ったようだ。例えば、周氏が勤めるロシュ社の中国法人、羅氏製薬は浦東張江に進出した初めての外資系企業であり、上海において完全な医薬品バリューチェーン・産業チェーンを構える最初の多国籍企業でもある。周氏自身も、自由貿易試験区管理委員会の推薦を得て「永住証」を取得したファーストの海外人材だという。
周氏が率いる羅氏製薬は一連の革新薬を、「時差ゼロ」で中国に導入し、大勢な患者が恵まれるように取り組んできた。また、8.63億元(約130億円)を費やしたロシュ上海イノベーションセンターが去年浦東において発足し、中国の研究開発成果が世界に進出し、サービスを提供するように助力しようとする。
周氏によると、浦東に根付いて26年、ロシュは、浦東発展の立会人・受益者・貢献者で、浦東による素晴らしい改革開放の縮図となっている。起業したい者や奮闘したい者にとって、浦東は最高の戦場であり、最適な居場所である。