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「盒馬」の会員制スーパーがまもなく営業開始=浦東

上海浦東 2020-09-25

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写真・「盒馬」

22日、アリババ傘下の次世代スーパーである「盒馬」が初めての会員制スーパー、「盒馬X会員店」を10月1日に浦東において営業開始すると発表した。世界初のオンライン・オフライン一体化の運営モデルを導入した会員制スーパーとして、「盒馬X会員店」は小売販売業の新しい時代を切り開くという。

去年6月、「盒馬」の侯毅CEOは上海で新しい会員制スーパーを設立すると表明した。新型コロナの世界的な蔓延という背景の下、各業界はオンライン・オフライン一体化の運営モデルを加速させている。この新モデルは中国消費者に認められ、将来の小売販売業は「オンライン新経済」の時代に入るに違いないと侯毅CEOは伝えた。

近年急速に成長してきた「盒馬」は、「盒馬鮮生」、「盒馬mini」、「盒小馬」などのブランドを打ち出し、数多くの中国消費者のライフスタイルを変えた。今年4月、「盒馬」の産業拠点は着工した。この拠点は「盒馬」の倉庫や仕分け・加工センターとしての役割を果たし、上海にある「盒馬」のスーパーの運営を後押しする見込みだ。

また、大量の浦東産農産物は「盒馬」のプラットフォームである「盒区房」で流通している。例えば、「盒馬」は上海の人に熟知された浦東南匯「8424スイカ」の最大の販売ルートを提供し、その売上への貢献度は50%以上だという。