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国家版権革新発展基地が浦東に

上海浦東 2020-12-11

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写真・VCG

このほど、国家版権局の許可により、国家版権革新発展基地(上海浦東)が発足した。去年9月、全国自由貿易試験区での初めての版権サービス機構である中国(上海)自由貿易試験区版権サービスセンターが運営開始した。

基地は知的財産権侵害リスク予防、知的財産権取引コスト削減、知的財産権実用化などにおいて重要な役割を果たすという。目下、市版権局は上海自由貿易試験区の知的財産登録受付窓口を開設している。今後、基地は「版権行為の発生地」を原則とし、広範囲に版権登録サービスを展開し、自由貿易試験区内の知的財産創出、使用、保護などに関するニーズを満たし、版権の「高地」を目指す。

「浦東新区の知的財産資源は豊富で、版権の生態系もよくされている。浦東は版権取引のモデル最適化、版権の価値転化、版権金融革新の模索、長江デルタ地域・長江経済ベルトへの拡散、版権産業のグローバリゼーション促進などにおいて比較的優位性を有している」と上海自由貿易試験区国際文化投資発展有限公司董事長、中国(上海)自由貿易試験区版権サービスセンター理事長の胡環中氏は紹介した。

「これから、国家版権革新発展基地(上海浦東)は知的財産登録といった基本的なサービスを提供するほか、産業チェーンの改善に取り組み、版権観測、版権取引サービス、活用促進など多角的な模索を展開し、版権産業の質の高い発展を推進していく」と市版権局のある責任者は伝えた。