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グローバルな商機創出、ハイレベルの企業誘致を目指す浦東新区

上海浦東 2021-01-12

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写真・VCG

2021年初の出勤日である4日、三菱電機社の崔俊CFOは地下鉄10号線の虹橋駅で乗車し、一時間後、目的地である基隆路駅に到着した。この基隆路駅はこのほど新しく運営し始めた10号線2期の終着駅である。地下鉄10号線は上海の東にある外高橋エリアと西の虹橋エリアを結び、2つの「橋」が繋がることにより速いスピードを出せるだろう。

2002年に外高橋へ進出した外資系企業である三菱電機社の役員である崔俊CFOは、保税区に向かう地下鉄に乗って、感慨深く述べた。「外高橋はグローバル最高レベルのビジネス環境を目指している。18年間、会社は急速に成長し、売上高を100億元まで達した。10号線が運営開始した今、会社の従業員とクライアントにとって会社にくることがより便利になっており、上海での更なる発展を期待している」。

グローバル資源統括の機能強化に焦点を当て、新しい発展のモデルを構築するために、上海自由貿易試験区は「GOP計画(グローバル・オペレーション・プログラム)」を実施し、ハイレベルの市場主体、人材、資金を集積させ、企業の発展を促し、上海自由貿易試験区がハブ、ルート、プラットフォームとしての役割を更に固め、全国、全世界でモデル示範の効果を発揮する。

同じく4日、「グローバル資源統括の機能強化」に助力できる複数の産業プロジェクトは浦東で着工した。そのうち、上海自由貿易試験区張江エリアにおいて、「ハードコア」の研究開発プロジェクトである恒瑞医薬グローバル研究開発本社は発足し、製品開発を加速させ、企業の自主革新力を向上させることに取り組むという。

ほかに、投資総額は25.6億元に達している金橋エリアの1851プロジェクトは金橋の自動車産業群に基づき、将来新エネルギー車部品をはじめとする企業本部や研究開発のプロジェクトを重点的に導入する予定。