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浦東、新時代改革開放のパイオニア

上海浦東 2021-10-13

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写真・VCG

このほど、「中共中央 国務院の浦東新区をハイレベルの対外開放による社会主義現代化建設をリーディングエリアにすることに関する意見」が発表され、浦東新区が新たな歴史的使命を帯びるようになっている。

「第14次5ヵ年計画」のスタートにあたり、浦東は数多くの「全国初」を実現した。例えば、全国初の原油オプションが浦東で取引開始、全国初のスマートガバナンスプラットフォームが浦東で準備開始、全国初の金融データハーバーが浦東で発足。この背後には絶えず前に進んで模索している浦東の姿がある。過去を振り返ると、中国初の自由貿易試験区が浦東で設立され、300以上の制度イノベーション成果が浦東から全国まで広まった。新たな発展の段階に入り、浦東は質の高い発展の原動力の形成、ハイレベルで自主的な発展とスムーズな経済循環の実現、制度的供与とグローバル資源統括の能力の強化、人民を中心にした発展の思想の実践などの分野でリーダーシップを発揮していく。

現在、改革システムの融合、制度型の開放を中心に、浦東の改革事業が全面的にスピードアップし、100ヶ条の450項目の改革開放任務が実施されている。「一業一証」改革はその中の重要な一環である。浦東のオリジナル措置として、今年6月に更なる突破を実現させ、25項目の国家レベル権限と29項目の市レベル権限が浦東に譲られ、改革の試行範囲が更に拡大されて31業界まで広まり、国・市・区を跨いだ業界の総合的許可制度が浦東新区で構築されている。

そして、浦東はハイレベルの制度型開放を推進しており、貿易と投資自由化・利便化、知的財保護、公正競争、商事紛争解決などで国際通用ルールと繋がる開放型経済の新体制を構築し、浦東全域で特殊経済機能区をつくり、開放型経済のストレステストを更に行っている。これらの重要な分野で実施された一連の開放措置はより多くの外資系企業を惹きつけている。今年上半期、浦東新区の実行ベースの外資導入額は50億ドル以上で、新設外資系企業地域統括会社は14社、ライセンス付きの金融機関は15社だった。