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上海·浦東の六大特質

2021-10-27

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写真・VCG

1. ネガティブリスト& マネージメントモード

〇開放力度を更に増大

文化、通信、種子産業など等領域ではテストの開放力度を更に増大する。

〇透明度、規範度を更に向上

「我が国法律には特別の規定がある場合、我が国の特別規定により実施する」の条目を取り消し;「ネガティブ リスト外の領域なら、外資一致原則で管理を実施する」ことを明確した。

〇革新は移行期を設定

一部分の領域では進入制限の取り消し或は緩める移行期を設定、移行期を過ぎると該当企業の進入制限を約束通りに取り消し或は緩める。


2. サービス業 製造業の開放を拡大

中国(上海)自由貿易試験区は2013年、2014年には、2回合計54項目の開放拡大の措置を公布した。 

今年6月末まで、累計2653件のプロジェクトを実施、融資リース、エンジニアリング、旅行会社などの業界では開放拡大措置の効果は顕著。 

創始性プロジェクト:中国初の再保険(Reinsurance)マネージメント会社、中国初の外商独資医療機構、中国初の外資キャリアスキル教育機構、中国初の外商独資水上バスデザイン会社、中国初の外商独資国際船舶管理会社、中国初の外商独資エンジニアリング会社、中国初の国際食品安全標準を実行する外商独資の認証会社。


3. 商事登録制度改革

多措置を同時に進め、商務登録を利便にさせ、商務活動の展開制限を下げる。

「3証を一つになる」は「8証を一つになる」へ変更することを推進、「多証を一つになる」 「一つの許可書は一つのコード」を推進;      

投資額は「実行ベース」から「契約ベース」へ変更する政策を率先展開; 

「相関許可書取った後は営業免許を申請」から「営業免許を取った後は相関許可書を申請」へ変更; 

「一つの住所は一つの企業が使用」から「一つの住所は多企業同時使用可」の集中登録制度を実施。


4. 通関便利化

「前線開放、後線安全高効率コントロール」の管理制度を採用(「前線開放」とは海外からの貨物と区内の貨物は海関の監督を受けずに自由に海関を出入りできる。「後線コントロール」とは貨物は自由貿易区と非自由貿易の間での出入りは相応の税金を取り、自由貿易区内の企業は税金優遇政策も受ける。)

「先に自由貿易区入り、後は通関検疫検査の手続きをする」「ロット分け出入り、集中で通関申告可」 「第三者検査結果を採用」 「十検十放(即席検査、即席通過など検査・通過の10原則のこと) 」など100項目の新しい措置を設置した。

通関効率は顕著に向上

保税区の輸出輸入通関時間はそれぞれ上海平均の通関時間より78.5%と31.7%を短縮した。物流コストは10%を下げた。

2017年の貨物通関時間は2016年より1/3を短縮、2017年輸出入通関手続きのペーパーレース(無紙化)率は95.55%に達した。


5. 国際貿易「単一窓口」(一つの窓口で全部処理できる)

ポート貨物と船舶の通関は100%「単一窓口」で処理する。今まで24万社の手続きを処理した。 

企業の通関必要情報項目は通関申請段階で65%を減少、貨物の通関申請段階では24%を減少、企業には累計20億元以上のコストを節約した。


6. 自由貿易口座システム

これは上海自由貿易試験区の金融改革の一つの革新

金融改革の重要なインフラとして、「本位貨幣と外国貨幣一体化管理」の実現、海外からの融資、販売為替便利化など沢山の重要な金融改革の基盤となる。2018年6月末まで、56社の商業銀行、財務会社と証券会社など金融機関は直接自由貿易口座システムと繋がり、累計7.2万個FT口座が開設された。自由貿易口座を経由、獲得する本位と外国貨幣の海外融資総額は1.25万億元があった。