ホーム>浦東情報

「戦闘の砦」を結成、浦東国際空港の運営を保つ税関職員

上海浦東 2022-04-14

重要な航空要衝として、巨大な貨物や郵便物の取扱量を抱える浦東国際空港が輸出入貨物検査の任務を負っている。最近上海が新型コロナと闘っている情勢のもとで、数名の共産党員を含む14名の税関職員からなるチームは「戦闘の砦」を作って、この重責を担っている。

当該チームの責任者、浦東国際空港税関物控(マテリアル・コントロール)一処の賈文浩処長は、3月27日夜、浦東で封鎖管理が始まる前夜、7名の税関担当者は命令を受け、早速に現場に戻り、検査の第一線で働くと記者に話した。

「私たちは毎日の仕事時間を12時間に伸び、輸出入貨物の検査が止まらないという最低線を断固として守り、浦東国際空港が通常どおりに動くために力を尽くす」と賈処長は続けて言った。

浦东国际机场 1.jpg

4月3日、浦東国際空港はさらに7名の職員を追加派遣して、チームを14人に拡大した。統計によると、3月28日から4月7日まで、当該チームは全部で400件以上の輸出入貨物の検査を取り扱った。中国製の抗原検査キット、世界各地からの水産品、牛乳、種子、薬品原材料などのものは要求に従い、検査をうけてから、それぞれその目的地へ輸送された。

職員の周輝氏は睡眠呼吸障害がかかるため、今回、命令に応じ、家を出る時、わざわざ補助呼吸器を携行して、これからの長い間に空港を「家」にする準備をしておいた。

輸出入品を検査する時、防護具をつけなければならないので、職員は働く間、防護具をめったにぬがない。その状況を踏まえ、浦東国際空港税関は職員たちのために使い捨てのアンダーウェアを用意した。昼間、防護服を着て検査現場で忙しく働き、夜になると、オフィスの隅に折りたたみベッドをかけて休み場にする。

「国際貿易と航空運送は上海のコア機能の重要な一部。今のような特別な時間、浦東国際空港は停滞せずに動かせて、苦労したがそれだけの価値があると皆は思っている」と賈氏は言った。