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中国で25年深耕 新たな旅に立つロレアル

上海浦東 2023-01-04

中国で25年深耕し続け、中国はすでにロレアル(L'Oréal S.A.)の世界における第二の市場となった。このほど、「美・為之所動:ロレアル在中国25周年テーマ展」(以下はテーマ展と略称)が上海で開催された。ロレアルグループの最高経営責任者(CEO)葉鴻慕氏は、ここ数年、急速に発展する中国はアジアひいては世界の潮流のバロメーター、及び変革的なイノベーションの重要な策源地となっていると述べた。

中国はロレアルグループの北アジア地域の本部、同グループの世界の6つの研究開発ハブの一つ、世界の3つの科学技術化粧品センターの一つの所在地である。中国はすでにロレアルのコア戦略市場となっており、同グループの世界最大の市場となる見込み。今回開催されたテーマ展では、「美・多元包容」「美・科学技術革新」「美・女性に活力を」「美・地球を守る」「美・生生不息(次から次へと止むことはない)」という5部分をめぐり、来場者にこれまでの4分の1世紀における人々の美の歴史を理解してもらう。また、同展は国内外の有名な芸術家を招待し、芸術の視点から美の多様な次元を解釈してもらう。

さらに、マイクロドキュメンタリー映画「拾美」が正式に発表され、5年続く予定の、5000万元を超える「女性に活力を」公益計画もスタートした。ロレアル中国と中国女性発展基金会は五カ年戦略的協力アップグレード覚書に調印した。ロレアルは2023年から2027年までの期間に、女性基金会に総額5000万元以上の資金及び物資を寄付し、より多くのブランドと連携し、女性に活力を与えるプロジェクトをより多く展開・深化していく予定。

ロレアル北アジア総裁および中国CEO費博瑞氏は、「ロレアルは25年間、一貫して一つのことを堅持してきた。つまり、『中国で美を創造すること』。未来を展望する時、25周年はわれわれが中国でこれからの美しい旅に立つ新たな出発の節目でもあろう」と示した。

関係者によると、25周年シリーズイベントには、「ロレアル、明日へ」持続可能な発展円卓フォーラムなども含まれる。「生物多様性」と「若い世代と持続可能な消費」という2回の円卓フォーラム議題をめぐり、環境保護団体、インターネット企業の代表者、及び若手アーティストなどが交流を展開する予定。