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テスラ2022年世界納車台数は131万台、前年比40%増

上海浦東 2023-01-06

このほど米電気自動車(EV)大手テスラが公表した2022年世界生産及び納車報告書によると、2022年テスラの世界納車は131万台で、2021年と比べて40%増加した。それに生産台数は前年比約47%増の137万台であった。このうち第4四半期に約44万台を生産し、約40万5000台を納車し、新しい納車記録を刷新した。具体的な車種を見ると、「Model Y」と「Model 3」の2つの人気車種は2022年に約129万8000台が生産され、合計で約124万7000台が納車され、依然としてテスラの売上増加を牽引する主力車種である。

海外メディアの報道によると、ガソリン車の「大本営」となる欧州市場で、テスラは2022年11月に約3万2000台を販売し、97%の伸びを示した。このうちModel Yは約2万台で、伸び率は260%にも達し、フォルクスワーゲン(VW)ゴルフを抜いて欧州で最も売れている車となった。

一方、中国市場でもテスラは販売台数の記録を刷新し続けている。2022年8月にテスラ上海ギガファクトリーで100万台目の完成車がラインオフした。第一台の中国製車種の納車からこの一里塚に達するまでには3年弱しかかからなかった。2022年に稼働をスタートした米テキサスギガファクトリー、独ベルリンギガファクトリーなどはは全世界で上海ギガファクトリーの生産効率と産業効果を再現している。テスラ社によると、現在、上述した2工場でModel Yの1週間の生産台数が3000台を超えているという。

テスラによると、上海ギガファクトリーでは部品の現地化率が95%を上回り、それにけん引され、長江デルタ地域でバッテリー、自動車チップ、自動運転システム、自動車インテリア、精密加工などの新エネ自動車部品の完全な生態チェンが形成され、産業生態の「安全、自主、制御可能」を実現した。テスラの現地化戦略に基づき、スーパーファクトリーの中国人従業員の割合は99.9%にも達した。また、2022年にテスラは中国本土で第10000基目のスーパー充電バイルを設置し、そのスーパー充電ネットワークがすでに中国本土のすべての省会都市・直轄市を100%カバーすることを実現した。