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開発開放33周年を迎えた浦東

上海浦東 2023-04-27

今年は浦東開発開放33周年。33年の開発開放の道を歩んだ浦東は世界を驚かせる成績を収めた。国家戦略を担うことを使命とし、開放を主要方向とし、改革を原動力とした浦東は、経済総量は通常を上回った成長を遂げ、発展の質は飛躍的に向上し、都市機能は絶えずに改善され、社会事業は急速に発展し、開放システムは徐々に形成され、地域のガバナンス能力も絶えず強化されてきた。浦東地域は中国理念、中国方案(プラン)、中国路線を示す実践のモデルとなっている。

33年間、浦東は中国の改革開放のシンボルとなり、上海市の現代化建設の縮図となり、中国の改革開放の素晴らしい1ページを書いてきた。

今年は上海自由貿易試験区の設立10周年でもある。自由貿易試験区の建設は浦東地域の対外開放のレベルとエネルギーレベルを全面的に引き上げた。上海自由貿易区の建設といえば、2013年に中国(上海)自由貿易試験区が設立され、2015年に自由貿易試験区が拡大され、2019年に上海自由貿易試験区臨港新片区が設立されたという3つの段階を経て、開放のレベルと開放のエネルギーレベルも絶えずに向上している。上海自由貿易試験区は中央政府の要求に基づき、国際ルールに見習い、企業の需要を見だし、法治化、国際化、利便化のビジネス環境の構築に取り組んできた。

浦東は自由貿易試験区の国家戦略を実行し、制度革新を中心に、複製可能と普及可能を根本的な要求とし、大胆に試みて、大胆に突破して、自主的に改革して、たくさんの「浦東経験」を積んできた。全国初の自由貿易試験区である上海自由貿易試験区は投資管理、貿易監督管理、金融制度、政府機能の転換などの重点分野で一連の基礎的な制度と核心的な制度を形成し、300件以上の制度革新の成果が全国で複製・普及されている。

自由貿易試験区は当初の28.78平方キロメートルから陸家嘴地域、保税地域、金橋地域、張江地域、万博地域など5つの地域と臨港新片区まで、数回も拡大されてきた。これは浦東地域の重点開発エリアの質の高い発展に大きな役割を果たした。陸家嘴地域の金融センター機能は引き続き強化され、保税地域の経済エネルギーレベルは絶えずに向上し、金橋地域の産業モデル転換は急速に発展し、張江地域の革新策源能力はますます改善され、万博地域中央公共イベントエリアの建設は全面的に推進された。

2021年7月15日、「中共中央国務院による浦東新区の高水準の改革開放を支援し社会主義現代化建設の先導エリア構築に関する意見」が正式に発表され、自由貿易試験区と先導エリアの建設は新たな連動と協同を達成し、共に推進されるようになった。改革と革新が次々と現れ、ビジネス環境が持続的に最適化され、質の高い発展が着実に進んでいる。昨年末までに、浦東新区の地域総生産は1兆6000億元を上回り、全市のGDPの35.9%を占め、全市経済の安定器、バラスト、エネルギー源の役割を持続的に果たしている。

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改革開放に因んで誕生した浦東は改革開放によって盛んに発展している。上海自由貿易試験区設立10周年と自由貿易試験区の向上戦略をきっかけに、浦東は質の高い発展という最優先の任務をしっかりと把握し、集積的な改革と制度型の開放を深化させ、よりハイレベルの出発点に立ち、対外開放の「橋頭堡」を築いていく。