2024年浦東新区の科学技術分野における実績一覧(前編)
2024年の浦東新区は、イノベーションの海を航海する巨大船のようであり、科学技術分野におけるイノベーションを加速させ、多くの実りある成果をもたらしている。2024年浦東新区の科学技術分野における1-8月のイノベーションの実績を以下にまとめる。
(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
1月3日、「浦東新区スマートファクトリー白書(2023年)」が発表された。同白書では、浦東の様々なハードコア産業のベンチマーク企業の経験と実践がまとめられ、特色のある産業向けのスマートファクトリー建設のための浦東モデルが取り上げられた。
1月4日、上海浦東創新投資発展(集団)有限公司は正式に事業活動を開始した。3年以内に200億元のプロジェクト直接投資を実施し、同時に1000億元のファンドグループを牽引し、2000億元の社会資本の参加を誘致し、浦東に数多くの優良なプロジェクトの遂行を促進する見込みである。
1月7日、中国国産の大型クルーズ船が初の商業運航を成功裏に終えた。「アドラ・マジック・シティ(愛達・魔都号)」の初就航は寄港し、16の国と地域から集まった数千人の乗客が無事に上陸した。
1月8日、世界初の塩基編集療法でヘモグロビン異常症の臨床的治癒に成功した。
1月25日、浦東で上海バイオ医薬デジタル運用標準革新コンソーシアムが設立された。
2月18日、浦東新区は、「浦東で協力・ウィンウィンを実現し、未来を共に作ろう――投資誘致による発展促進大会2024」が開催された。大会では、浦東新区は、2024年にビジネス環境総合モデル区を構築し、経済の質の高い発展を促進するための重要な措置が発表され、2024年度の重要プロジェクトが集中的に調印された。
3月1日、浦東株式投資の高品質で集約的な発展をさらに推進するために、浦東新区は「浦東株式投資の質の高い発展を促進するための11の措置」を打ち出た。
3月15日、科州製薬のMEK阻害薬Trametinib(商品名:科露平)が優先審査承認プロセスにより条件付きでの販売承認を得た。2024年、浦東新区では第1類革新的新薬が計5品目、革新的医療機器が計8品目販売承認を得た。
5月15日、上海放射光施設プロジェクト(光源第二期)は国の検収に合格した。上海放射光施設の総合力が飛躍的な向上を実現し、総合性能が第三世代の中エネルギー放射光源で世界の最先端に立っている。
5月20日、2024浦東新区科学技術フェスティバルが開幕した。
5月20日、13の浦東新区の大企業オープンイノベーションセンター(GOI)が認定プレートを授与された。GOIの会員数は100社を超え、会員企業は1年を通じて2000件以上の高度な技術連携を行った。
5月22日、浦東新区バイオ医薬産業革新発展大会が開催された。
5月29日、浦東新区投資促進センターが正式にオープンした。投資促進センターは浦東新区の経済と社会発展における投資促進の重要な役割を十分に発揮する。
5月29日、新石器、白犀牛、九識、毫末の4つの企業は第一陣として無人運転設備識別プレートを授与され、浦東新区行政区の認可された道路区間とエリア内で無人運転設備の試験と応用活動を行うことができる。
7月4日から6日にかけて、2024世界人工知能(AI)大会・AIグローバルガバナンスに関するハイレベル会議(WAIC2024)が開催された。50以上の国と地域の要人、88人の国内外のアカデミー会員、9人の最高賞受賞者、1300人のグローバルリーダーが参加した。
7月4日、中国初のフルサイズ汎用ヒューマノイドロボット「青龍」が公開され、同時に技術のオープンソース化が発表された。
7月23日、2024浦東新区「コミュニティにおける科学普及」の第1回活動が実施された。
8月28日、C919旅客機は複数航空会社利用の新たな段階を開始した。中国国際航空と中国南方航空は、中国商飛総組立製造センター浦東基地で同時に初のC919機を納入した。
8月30日、浦東新区建設の垂直統合モデルの応用に焦点を当てた大規模モデル産業生態集積区「模力社区」が除幕した。