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浦東新区産業レベルがさらに向上、3大先導産業が8000億元以上の規模に

上海浦東 2025-02-08

先月に開催された上海市浦東新区第7期人民代表大会第五回会議では、2024年、浦東新区の新たな質の生産力の発展が目覚ましく、3大先導産業の規模が8000億元を超えたことが報告された。そのうち、集積回路、バイオ医薬、人工知能産業の規模はそれぞれ2700億元、4200億元、1500億元に達し、成長率はそれぞれ8%、10%、4%で、産業レベルとコア・コンピタンスはさらに高まったという。

上海市委員会常務委員、上海市委員会秘書長、浦東新区委員会書記の李政氏が大会に出席した。上海市政府副秘書長、浦東新区委員会副書記、浦東新区区長の呉金城氏が浦東新区人民政府を代表して、大会で政府活動報告を行った。

2024年の仕事を振り返る呉金城氏は、過去1年間、浦東新区は主に成長安定化を強化するための一連の対策の打ち出し、ハイレベルの改革開放の継続的な深化、国際的な資源配分の大幅強化、現代化産業システムの構築の加速、強靭な高品質な都市建設への取り組み、市民日常生活サービスの改善という六つの面から政府活動を実施してきたと述べた。

過去1年、浦東新区の経済・社会の発展は全体的に安定し、着実な歩調で進展し、進展の中で質を向上させ、ポジティブ要因が多く蓄積されている。経済は回復基調を維持し、新たな質の生産力の分野で注目を集める成果が頻繁に現れ、消費・流通市場の活力が解放され、社会保障や社会福祉が充実されている。浦東新区のGDPは1兆7300億元を超え、一定規模以上の工業総生産額は1兆3200億元、一定規模以上のサービス業の営業収入は1兆2000万元を超える見込みである。また、一般公共予算収入は1308億7000万元に達し、社会全体の固定資産投資は3500億元を超えた。

呉金城氏は、今年は第14次五カ年計画の最終年であり、浦東新区開発・開放の35周年でもあると述べ、各方面の状況を考慮に入れて、2025年浦東新区の経済・社会発展の主な目標を次の通りに設定したと指摘した。つまり、5%以上のGDP成長率、3%の工業付加価値額の増加、2%一般公共予算収入、着実に進展する社会の固定資産投資、経済と歩調を合わせた一人当たりの可処分所得の伸びである。それ以外に単位GDP当たりエネルギー消費量はさらに減少し、主要な大気汚染物質の排出削減は上海市の関連要件を満たすとも言及された。

出典:人民日報