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浦東 文化面の特色を掘り起こし、国際都市としての魅力を向上

上海浦東 2025-02-20

浦東新区委員会宣伝部(区文化体育観光局)は最近、2025年国際・国内スポーツイベントプログラムを発表した。浦東新区で今年、30項目の国際的、全国的、全区的なスポーツイベントが開催される予定。

そのうち、万博エリアで開催される数多くのエキサイティングなスポーツイベントには、上海ハーフマラソン、上海ロンジン世界馬術チャンピオンシップ、中国オープンスカッシュオープン大会などの国際イベントがある。

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万博エリアの眺め(写真・万博管理局)

「文化」は万博エリアの輝かしい「名刺」であり、エリア内の文化発展は急速に変化し、活況を呈する。万博管理局によると、2024年、万博エリアの主要文化会館では、前年比78%増の1114のイベントが開催され、965万人以上の来場者を集めたという。そのうち139の大規模コンサートが開催され、前年比60%増となった。

万博エリア内には、中華芸術宮、上海グランドオペラハウス、メルセデス・ベンツアリーナ―など18の文化施設が分布し、建築面積は160万平方メートル以上、総座席数は6万席以上で、世界的に知られる文化施設群に匹敵する規模を誇る。商業施設、ホテル、ビジネスビルとともに、これらの会場は万博文化投資において魅力的な存在となっている。

現在、1190社以上の様々なタイプの文化企業が万博エリアに集まっている。昨年10月にオープンされた前灘「音楽+」創享城の投資プラットフォームには、多くの大手企業が誘致され、入居している。上海国際芸術祭、上海ファッションウィークなどの国際イベントは、「海、百の川を納める」という上海の国際都市の魅力を示している。今年は、上海グランドオペラハウスとウォルドーフ・アストリア前灘も竣工される見通しで、万博エリアの文化発展に新たな活力と勢いを注入する。

上海万博開催15周年に当たる今年、万博エリアは国際文化都市とアジア舞台芸術の都の核心的な機能キャリアの建設にも注力する。

産業の投資誘致において、エリア内の大手文化企業の「チェーンマスター」、万博地域のプロモーション担当者の主導的な役割を果たし、産業チェーンと「友人の輪」において投資誘致活動を実施する。同時に、エリア内の文化会館が集積するという優位性と投資プラットフォームを活用し、会場による投資誘致とプラットフォームによる投資誘致をしっかりと行い、勢いの良い文化産業の生態系を形成する。

イベント育成の面では、万博エリアで開催されるトップレベルのパフォーマンス、国際スポーツ大会、eスポーツなどの重要イベントや活動を強化し、ファッショナブルで芸術性のあるプレミアムブランドイベントをより多く導入する。

消費促進の面では、国レベルの夜間文化と観光消費集積区の開発を深化させ、文化会館の提携メカニズムを最適化し、文化会館と商業、観光などとの連携や一体化発展を促進し、文化観光商品の供給を豊かにする。

改革と革新の面では、浦東けん引区、自由貿易試験区、総合改革パイロットなどの国家戦略を着実に実施する。また、ネットミュージック事業、馬文化産業などの分野における外資運営を大胆に模索し、典型的なケースを形成し、制度革新を通じて文化発展における新たな質の生産力を引き出す。

出典:浦東時報