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華東に軸足を置き、全国に波及、世界に向けて発信、第33回華交会が浦東で開催へ

上海浦東 2025-02-28

華東輸出入商品交易会(以下「華交会)」)は中国で規模が最も大きく、出展者が最も多く、影響範囲が最も広く、成約額が最も高い地域的な国際ビジネスイベントである。1991年の初開催以来、華交会はすでに32回も開催された。華東に軸足を置き、全国に影響を波及し、世界に向けて発信するという目標を揚げ、華交会は中国企業の海外市場開拓、中国企業のブランド構築、イノベーション意識育成、長江デルタの一体化発展をサポートし、国際市場の変化と中国の輸出入動向を示す重要なイベントとなっている。関係筋によると、第33回華交会は3月1日から4日にかけて上海の新国際博覧センターで開催される予定。

今回の華交会は上海の新国際博覧センターの10のパビリオン(E1‐E5館、W1‐W5館)を利用し、展示面積が11.5万平方メートルに達した。アパレル展、紡績・生地展、家庭用品展、装飾品・ギフト展などの四つのサブ展示会と越境EC展示、海外出展者展示の二つの専門的な展示エリアが設けられている。展示ブース数は計5000個以上で、出展者は3200社余りで、そのうち海外からの出展者が360社もある。

今回の華交会は展示活動以外に、3月1日に開会式と越境ECハイレベルフォーラムも同時に開催されるという。開会式では、「変化の認識と対応、対外貿易の新しい空間開拓」をテーマに、各省・市のビジネス関係部門、国内の外商協会及び業界代表者、専門家・学者を招き、新時期の規模経済発展と技術進歩、デジタル化を活用した海外進出、中・米貿易及び税関政策の変化など目下の課題をめぐって深い検討を展開し、新情勢・新時期における対外貿易発展の新たなチャンスを共同で議論してもらう。越境ECハイレベルフォーラムは「AIによる加勢:越境EC革新発展の新ルート」をテーマに、上海の越境EC発展の新構想に焦点を当て、人材、サービス、金融などの越境ECに関する要素の集積を推進し、「AI+越境EC」融合の新ルートを模索し、デジタル技術を活用した対外貿易の質の高い発展に原動力を注ぐことを目指す。

的確なマッチングを促進するため、今回の華交会は欧米市場マッチング会、アパレル・服装マッチング会、繊維・生地マッチング会、家庭用品マッチング会、装飾品・ギフトマッチング会、日本特別マッチング会及び東南アジアマッチング会などを含む多くの調達マッチング活動を行い、バイヤーと出展者の間にマッチングや交流活動を実施できるプラットフォームを構築する。