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浦東新区、グロバールな起業人材の誘致を強化

上海浦東 2025-03-05

2月25日、浦東新区人材工作局と浦東創投グループ共催の第1回浦東新区「明珠杯」起業コンテストが盛況のうちに幕を閉じた。

今年の浦東新区「明珠杯」起業コンテストは、「コンテストの形で審査し、コンテストと投資の連携」を通じて、国内外の科学技術関係人材の起業プロジェクトを誘致・集結させ、人材・技術・プロジェクト・資本をマッチングするプラットフォームの構築を目的とした。昨年10月の開幕以来、国内外から600以上の起業プロジェクトが応募し、そのうち海外で留学したり、仕事したりする経験を持つ起業人材が70%以上を占めた。

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第1回浦東新区「明珠杯」起業コンテスト(写真・WeChatアカウント「浦東発布」)

同コンテストの一等賞と二等賞の受賞者は、浦東新区の「明珠リーディング人材(起業類)」と「明珠精鋭人材(起業類)」の候補者として推薦され、「実費」の支援が受けられるという。一等賞を例にとると、プロジェクト実施後100万元の一括個人資金、150万元のチーム奨励金、最大1000万元の株式投資支援が得られるほか、戸籍取得、定住などの総合的なサービスを受けることもできる。コンテストの優勝者は資金援助だけでなく、投資、創業スペース、人材支援サービスなどの総合的な援助を受ける機会もある。

分野領域設定の面では、同コンテストは集積回路、バイオ医薬、人工知能の三大主導産業を中心に、バイオものづくり、精密医療、ヒューマノイド、ブレイン・コンピューター・インターフェイス、AI大規模モデルなどの分野における細かいプロジェクトに重点を置いた。そして、浦東が世界トップクラスの産業クラスターの形成と高度人材集積地の構築においてリードしている優位性を頼りに、国内外のハイテク分野におけるハイレベル人材

を誘致し続けている。

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(写真・WeChatアカウント「浦東発布」)

今回大会のハイライトのひとつは、「コンテストと投資の連携」にある。主催者はスタートアップ・プロジェクトの資金調達の難しさに着目し、「コンテストと投資の連携」モデルを通じてボトルネックを打破し、数多くの最先端技術や科学研究の成果が浦東新区でインキュベーター・実施されることを促進した。

出典:WeChatアカウント「浦東発布」