2025中国海外帰国者創業コンテストのオフライン直通イベントは浦東で開催
5月8日、中国技術創業協会留学帰国者創業園工作委員会が主催し、浦東新区人材サービスセンター(張江留創園)および上海張江企業インキュベーター運営管理有限公司が実施する2025(第11回)中国海外帰国者創業コンテストのオフライン直通イベント並びに「海創中国」メンターツアー(上海浦東)が、上海・張江の模力コミュニティにて開催された。
張江留創園の推薦を経て、情報技術、バイオ医薬品、ハイエンド装備、新エネルギー車など浦東の重点産業分野をカバーする13社の優秀な留学帰国者起業企業が「オフライン直通」ロードショーに参加した。現場で、起業メンターが各プロジェクトの技術的ハードル、ビジネスモデル、市場の将来性などの面から、登壇企業と深く交流し、個別に評価・指導を行い、資金調達支援や市場開拓に関するアドバイスを提供した。最終的には9社がこの「オフライン直通」選考を通過し、コンテストの準決勝に直接進出することが決まった。準決勝および決勝は、今年6月に蘇州高新区で開催される予定。
中国海外帰国者創業コンテストは、広範な影響力を持つ帰国人材向けの起業支援プラットフォームであり、これまでに10回の開催を経て、計5000件を超える帰国人材プロジェクトの参加を集め、200億元以上の社会投資を呼び込み、科学技術の成果転化と海外人材の帰国起業を推進する重要なプラットフォームとなっている。プロジェクトの質をさらに高め、より的確な支援を提供するために、同コンテストは2023年からオフライン直通イベント並びに「海創中国」メンターツアーを開始した。現地ロードショー、起業指導、企業診断を通じて、各地から優れた参加プロジェクトを選抜するとともに、そのニーズを把握し、資源のマッチングやアドバイス提供を行っている。同イベントはこれまでに中国の28都市で32回開催され、500件以上の帰国起業プロジェクトが参加し、そのうち187件がコンテストの準決勝進出プロジェクトとして選出された。
出典:浦東時報