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端午節連休中、浦東国際空港の入国外国人旅客数が4万人超

上海浦東 2025-06-09

端午節(端午の節句、今年は5月31日)連休の3日間、浦東では多くの外国人旅行者が入国した。東方明珠タワーからの川の景色を楽しんだり、ディズニーリゾートで思いきり遊んだり、「上海千古情」で昔の上海の風情を味わったりして、それぞれの方法で浦東の魅力を体験した。浦東の文化観光体験はますます豊かになっており、多様な文化イベント、スポーツ大会、展示会、消費促進イベントなどを通じて、訪中観光客により多彩な選択肢を提供している。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」、以下同)

上海出入国検査所のデータによると、端午節の連休期間中(5月31日〜6月2日)、浦東の国際空港で入国審査を受けた外国人旅客数は延べ4万人を超え、昨年の同時期と比べて51%の増加となった。240時間のトランジットビザ免除政策や、2025年以降に広がっている「ビザ免除対象国」の拡大を受け、上海への外国人観光者は着実に増加している。浦東はその独自の魅力で、世界中の旅行者を引きつけ続けている。

今年に入ってから、浦東は「浦東カーニバル」シリーズのイベントを展開している。年初にスタートした「2025浦東新春カーニバル」以来、イベントの熱気は高まり続け、消費空間が積極的に広げられるとともに、浦東の観光の魅力が全面的に高められ、消費の活性化と潜在力の引き出しにつながっている。

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上海空港出入国検査所では、サービス体制の最適化を続けており、入国時に「機内記入・オンライン申告」サービスを提供しているほか、待機エリアにはセルフ記入端末を設置。混雑時間帯には審査通路を早めに全開し、「100人規模の外国語ボランティア」警察チームが24時間体制で常駐している。また、浦東空港には外国人向けのワンストップ総合サービスセンターが設けられ、主要な商業エリア、交通ハブ、星付きホテル、観光地では海外発行カードに対応したPOS端末の導入が進んでいる。

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観光地でもサービスの向上が図られている。東方明珠タワーでは今年、新システムが導入され、オンラインでチケットを購入した外国人観光客がパスポートで直接ゲートを通過できるようになった。さらに、シートリップの海外版やKlookなどのプラットフォームを通じて、訪中観光客はチケットや船便の予約がより便利にできるようになっている。

「観光スポット巡り」から「都市探訪」への転換に向け、浦東は独自の文化、豊富なシーン、心のこもったサービスによって、文化・観光・ビジネス・スポーツ・展示の連動効果を拡大し、押し寄せる入国旅行者を引き留めることに力を入れている。文化の魅力を絶えず発揮することで、経済の質の高い発展に貢献している。

出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」