浦東企業、第11回中国(上海)国際技術輸出入交易会で「最先端のイノベーション力」を披露
6月11日、第11回中国(上海)国際技術輸出入交易会(以下、「上交会」)が上海世博展覧館で開幕した。会場内に設けられた「テクノロジー・イノベーション&活力あふれる張江」特別エリアは、「未来感」に満ちた空間となり、40社の企業による60件以上の最先端技術成果が集中的に展示された。多くの来場者の注目を集め、企業の革新的な技術力を示した。
上交会の会場内に設けられた「テクノロジー・イノベーション&活力あふれる張江」特別エリア(写真・WeChat公式アカウント「上海浦東」)
特別エリアは、ブレイン・マシン・インターフェース、光量子技術、合成生物学といった未来産業に焦点を当てた。一連のユニコーン企業やガゼル企業がその強い技術力を披露し、技術革新を原動力に、張江エリアの新たな生産力を担う主力となっている。
展示企業のうち、医療機器関連企業は全体の3分の1以上を占めた。また、手話を認識するロボット、五目並べ対戦ロボット、コンパニオン型ロボットなど、人工知能分野の革新製品も登場し、張江の活気を存分に見せた。
会場の様子(写真・WeChat公式アカウント「上海浦東」)
張江特別エリアは、最も活発なイノベーションエコシステムの構築を目指し、「張江リリース」プロジェクトのIR説明会も実施した。現地およびオンラインでの同時配信により、科学技術成果の発表と事業連携を促進し、テクノロジーと産業の融合を加速させた。また、「技術移転ゾーン」も設立され、張江エリアとの連携が図られた。
今回の「張江特別エリア」は、単なる技術展示の場ではなく、未来産業のトレンドを示すバロメーターでもある。集中的に披露された革新成果は、現在の技術の最前線を示すとともに、張江にある革新企業が集まって成長する姿を物語っていた。