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2025上海ブックフェア浦東サブ会場 「リーディング+」の新しい業態と消費を育成

上海浦東 2025-08-18

今年の上海ブックフェアは上海展覧センターと上海書城という「ダブルメイン会場」を設けており、久金広場にある浦東図書館児童分館と、聯洋広場にある駱新書房は「浦東のダブルメイン会場」となった。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

浦東は「読書空間+商圏」という資源を十分に活用し、サブ会場のイベントに図書購入・読書、新書発表、有名人講演、知識共有、展示など多様な形式を取り入れ、「リーディング+」の新しい業態と新しい消費を育成し、文化の力で商業の新たな発展を後押ししている。

2025上海ブックフェア浦東サブ会場の核心拠点として、浦東図書館児童分館は子どもの成長ニーズに合わせた多様な文化シーンを創出している。開幕式後には、有名な児童文学作家の陸梅氏が新作「大地上的事情(大地の出来事)」を題材にした読書と創作のサロンを開催した。当日の午前には、世界的に人気の絵本IP「リトルマウス・ボボ」35周年記念パーティーが現地で行われた。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

また、児童分館の7階では、ユニークな文化地理テーマ展も開かれた。

浦東サブ会場のもう一つの重要拠点である駱新書房は、聯洋広場A棟1階に多様な文化シーンを展開し、16日間にわたる小規模テーマブックフェアを実施している。「文人雅趣」「閲享家時光」など5つのテーマに焦点を当て、宋の時代の生活美学や家族との共読、古典の継承、アートセラピー、AI時代の成長などを通じて、読者の多様なニーズに幅広く応えている。

区全体でも、ブックフェア期間中に浦東図書館が50回以上の展示、読書イベント、実践体験を展開する。各街鎮の図書館や子どもにやさしい都市の読書新空間、駱新書房などの公共読書スペースでも、オンライン・オフライン合わせて120回以上のイベントを実施し、あらゆる世代の読者に読書への招待を発信している。

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(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)

 全民読書(全国民が読書をする)の深化には、末端における読書空間の強力な支えが不可欠。開幕式会場では、浦東で新たに完成した3カ所の子どもにやさしい都市の読書新空間が承認を受けた。現在、区全体で28カ所の読書新空間の整備が完了している。

出典:浦東時報