XREALのグローバル本社、浦東で正式稼働
XREALのグローバル本社は10月28日、浦東で落成した。ここが同社の世界における研究開発、運営、エコシステム協同の戦略的中核となる。XREALの創業者兼CEOの徐馳氏は次のように述べた。「浦東は中国の最も完備され、最も開放的で、最も革新精神に富む産業エコシステムを持つ地域の1つです。浦東を選ぶのは、未来へのスタートボタンを押したということになります。ここで私たちは『AI+AR』次世代スマート端末の国家標準を共に定義し、世界レベルの製品を生み出すだけでなく、世界レベルの標準をも確立していきます。」

(写真・WeChat公式アカウント「浦東発布」)
XREALが浦東にグローバル本社を正式開設したことにつれ、2022年から2025年まで4年連続で世界AR市場シェア第1位を誇るこのリーディングカンパニーは、浦東をイノベーションの中枢として、グローバル市場への進出を加速させ、AI端末時代の到来を推し進め、ARグラスを誰もが使える次世代の汎用スマート端末とすることを目指している。
注目すべきは、浦東進出以前から、XREALはすでに米誌「TIME」の「最高発明」リストや「Fast Company」の「Next Big Things in Tech」イノベーションリストに連続して選出され、国際メディアから「ARの壁を打ち破り、未来を実用化した中国企業」と評価されていることである。この栄誉は、中国のイノベーション力に対する国際社会の評価を示すだけでなく、XREALが「技術の創出」から「標準の定義」へと進化したことの証でもある。いま、世界的な受賞から産業展開へと、XREALは中国の力をもってAI端末時代の加速を牽引している。
人工知能や5Gといった新技術の融合が加速する中、スマート端末産業は重要な発展機会を迎えている。浦東新区は、集積回路や人工知能などの産業基盤を生かし、政策、資源、人材などあらゆる面からスマート端末エコシステムの構築に力を入れている。混合現実分野の世界的リーダーであるXREALの技術方向は、浦東の産業戦略と高い一致性を見せている。浦東新区科学技術経済委員会の関係者は次のように述べた。「XREALが浦東にグローバル本社置いたことは、企業のグローバル展開における重要な一歩であると同時に、浦東が持つイノベーション活力への高い評価の表れでもあります。浦東は、より質の高い資源とより実効的な行動をもって、XREALおよびそのパートナーと共に、繁栄するスマート端末産業エコシステムを築いていきます」
出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」
お問合せ
国家会議・展示センター(上海)
張江国家実験室
上海新国際博覧センター
上海環球金融センター

