上海自貿区、グローバル修理業務を展開
上海自貿区 アップデート: 2018-04-10
上海自貿区が2013年成立して以来、グローバル修理産業は勢いよく発展してきた。
現在、上海自貿区には修理業務の資格を持つ企業は6社があり、通信、ネットワーク、自動車の電子部品、半導体、工業設備、航空設備など幅広く修理業務を展開している。
イスラエルのOrbotech会社、上海自貿区に支社を設立した。その支社の修理業務範囲はコンピューターを始め、回路板、モーター、カメラと電源などにわたり、さらに国内の部品ばかりではなく、海外からの部品をも修理している。
同会社は、今後も引き続き修理産業の発展に力を注ぎ、グローバル修理センターを立ち上げようとしている。その生産額を2019年末までに1000万ドル(10億2千万円)に引き上げるという目標を掲げている。
また、上海自貿区の発表した情報によると、現在、自貿区に位置する企業の部品の修理周期は以前と比べ、半分ほど短縮されたほか、修理コストも減少したことが明らかになっている。
上海自貿区で初めて修理業務を行っていたAlcatel・Lucent会社は、修理の所要時間は最初の60数日から、20日以内に大幅短縮されてきた。Alcatel・Lucent会社が設立した外高橋保税修理センターは、社内だけではなく、アジア・太平洋地域における10以上の会社にも向けて、製品修理のサービスを提供している。
(編集者:DXJ)