金橋開発エリア
金橋、「スマート製造・イノベーション創出の集積区」の建設へ 写真・東方網(以下同様)
「5G+AI」
上海金橋経済技術開発区は全国唯一の先端製造業や生産型サービス業をコアとした自由貿易試験区であり、上海におけるグローバル影響力を持つ科学技術イノベーションセンター建設において重要なエリアでもある。
29年の発展を経て、金橋は全国製造業園区の先駆けとなり、「スマート製造・イノベーション創出の集積区」の建設へ進んでいる。ここでは、5GやAIなどの技術は伝統的な製造業における新たな活力を引き出している。
自動車製造、電子情報、家電、食品、バイオ医薬などの伝統的な基幹産業とインターネット、ビッグデータ、人工知能の融合的な発展を促し、それぞれ新エネルギー車・スマートドライブ、工業インターネット・ロボット、モビリティ・AR/VRを発展方向とした現代自動車産業、スマート製造業、ニューメディア産業及びAI、5Gをはじめとする新たな情報技術産業という戦略的な産業枠組みが定められている。
金橋は上海ないし全国製造業にモデル転換・アップグレードの範を垂れ、企業のイノベーション創出を促してきた。
陸家嘴金融エリア
写真・VCG
中国(上海)自由貿易試験区陸家嘴金融エリアは計34.26平方キロメートルで、対象範囲は西が黄浦江まで、南が龍陽路、錦繍路まで、東が錦繍路、羅山路まで、北が黄浦江までとしている。
陸家嘴金融エリアは国内の最も完備な金融市場システム、金融市場インフラ、金融生態環境に恵まれているため、金融機関の着陸、金融人材の結集、そして金融市場での取引が活発になる重要なプラットフォームを提供している。また、中央が中国(上海)自由貿易試験区を陸家嘴まで広げることにするにつれ、陸家嘴は上海の国際金融センターの核心機能エリアとしての地位が益々顕著になっている。
人民元の国際化がどんどん推進に、人民元に関する商品革新や、値決め、取引、決算などの国内外の金融機関が陸家嘴への進出がより加速している。銀行、証券、保険などの合計734社の資格を持つ金融機関が集められ、上海市での比例と浦東新区での比例はそれぞれ60%、90%で、その中、銀行関連機関は214社で、証券関連機関は320社で、保険関連機関は200社で、そして他の非銀行関連機関は1500社に達する。また、各種類要素市場は10社ほどで、各種類本社機構は300社ほどで、多国籍企業の地域本社は87社。さらに、海運関連機関は1078社で、その中に海運にサービスを提供している機関は863社で、金融に支える海運市場システムが整っている。
中国の上海自由貿易区の重要な一環として、陸家嘴は将来、開放度の最も高い、影響力の一番大きなニューヨークにあるウォール街、そしてロンドンにある金融街を参考にし、積極的に先進国の経験を手本として受け入れ、いま通用している国際ルールにつながる金融制度体系および、多面的海外収益を享受する「本社経済」といった現代型サービス業の発展に相応の制度を確立や推進する道を模索し、投資の円滑化や、貿易の自由化、金融の国際化、監督管理制度の革新などを引き続き推進し、より国際化、市場化、法治化のある公平で統一された効率的な経営環境の形成を加速し、国際金融センターとして主要なサポートエリア、国際海運センターとしてのハイエンドサービスエリア、国際貿易センターとしての地域統括会社集積エリアを建設するのに努力している。
2015年4月27日、中国(上海)自由貿易試験区管理委員会が開業すると同時に、中国(上海)自由貿易試験区陸家嘴管理局は発足した。当局は主に陸家嘴金融エリアの自由貿易試験区の改革試行地区役割を果たし、上海陸家嘴金融貿易区管理委員会と一緒になって事務をとっている。その中に、事務局、計画財務処、経済発展処、金融航運サービス処、行政許認可サービス処、総合事務協調処といった六つの処が設けられている。
関連情報:
中国(上海)自由貿易区陸家嘴金融城企業サービスセンター相談窓口
住所:上海浦東新区塘橋新路87号1号館1階陸家嘴金融城企業サービスセンター
電話:021-60893775
お問い合せ内容:投資プロジェクトの申請および承認、外国投資登録などの業務
第一サブセンター:021—60930191
第二サブセンター:021—60930198
第三サブセンター:021—60752585-835
第四サブセンター:021—58511930
第五サブセンター:021—33787800
陸家嘴経済発展促進センター:021—60893762
浦東エキスポエリア(万博エリア)
全体的な状況
浦東エキスポエリア(万博エリア)の面積は約25平方キロメートルで、その中に、エキスポ園区浦東ゾーン(3.93平方キロメートル)、耀華ゾーン(1.8平方キロメートル)、前灘ゾーン(2.83平方キロメートル)などの重点ゾーン及び南碼頭路、周家渡、上鋼新村、東明路という四つの街道を含んでいる。陸家嘴と隣接し、上海市の中心部にある核心的沿岸エリアに位置し、川を仕切って徐匯濱江と隣接している。エキスポエリアは上海市、浦東新区の重点的発展地域で、世界レベルの中央アクティブゾーンを目標とし、「本社経済」、革新的なサービス経済及び文化産業が集中して高度化することを推進し、自由貿易区の優勢を生かして産業·都市の融合、エコで住みやすい都市を建設する。また、2014年に区内の5.4平方キロメートルが張江国家自主核心示範区を許可された後、2015年初、中国(上海)自由貿易試験区が拡張して、エキスポエリアの10平方キロメートルと関わり、エキスポ園区浦東ゾーン、耀華ゾーン、前灘ゾーンが含まれている。
浦東新区の「第13次5カ年計画」によると、「国家第13次5カ年計画」期間中、エキスポエリアは全体で「一区三帯」のモデルで配置される。その一区とは世界レベルの中央アクティブゾーン。三帯はそれぞれ「本社経済」を業態とし、金融投資、専門的サービス、文化メディアなどの機能を主とする「濱江現代サービス業集中帯」、革新した文化演芸アイディア、コンベンション、ファッション·レジャー·エンタメを特徴とした「ハイエンドの文化産業発展帯」、徐行·スローサイクリングなどの水辺のレジャースポーツをリードした開放的·エコ·健康·景色綺麗な「水辺都市生活帯」。
浦東新区エキスポエリア開発管理委員会は区政府の派出機構として、促進処、発展研究処、総合調整処、行政審査認可処、文化発展処、弁公室という六つの処室を設置しており、エキスポエリアの経済管理、都市の総合的法律を執行、行政審査認可という三つの役割を担っている。
発展の位置付け
エキスポエリアの目標位置付けは「一区」で、世界レベルの中央アクティブゾーンを建設すること。
エキスポエリアの空間的構造及び産業の配置は「三帯」となる。すなわち、「本社経済」、革新経済、新興金融、専門的サービスなどの機能を主とする「濱江現代サービス業集中帯」、革新した文化演芸アイディア、演芸、旅行、メディア、ファッション、レジャー·エンタメを特徴とした「ハイエンドの文化産業発展帯」、徐行·スローサイクリングなどの水辺のレジャースポーツをリードした開放的·エコ·健康·景色綺麗な「水辺都市生活帯」。
エキスポエリアは「本社経済」、新興金融、文化コンベンション、旅行·レジャー、エコ·住みやすさという「五つ」の機能に重点的発展を求めている。
地域計画
エキスポエリアは東が楊高南路まで、南が上中路隧道まで、西が黄浦江と隣接、北が南浦大橋と近接しており、当エリアの面積が25.04平方キロメートルで、エキスポ園区浦東ゾーン(3.93平方キロメートル)、耀華ゾーン(1.8平方キロメートル)、前灘ゾーン(2.83平方キロメートル)などの重点ゾーン及び南碼頭路、周家渡、上鋼新村、東明路という四つの街道を含んでいる。
2014年にエキスポエリア内の5.4平方キロメートルが張江国家自主核心示範区を許可された後、2015年初、中国(上海)自由貿易試験区が拡張して、エキスポエリアの10平方キロメートルと関わり、合計9.93平方キロメートルのエキスポ園区浦東ゾーン、耀華ゾーン、前灘ゾーンが含まれた。
張江科学城
写真・上海観察
前身の張江ハイテクパークは1992年に設立され、国家レベルの重点ハイテク産業開発区だ。1999年に上海市は「張江に注目」という戦略を提唱して以来、張江ハイテクパークは高速な発展の軌道に乗り始めた。2010年から2012年まで、康橋工業園、国際医学園区、周浦繁栄工業園は張江ハイテクパークのコアエリアに編入され、張江ハイテクパークの敷地面積が約79.9平方キロメートルまで拡大した。2014年12月、中国(上海)自由貿易試験区のエリア拡大に伴い、張江ハイテクパークに所属した37.2平方キロメートルのエリアもその一部となった。2016年2月、国家発展改革委員会、科学技術部の許可を得て、上海市は張江で総合的なテクノロジーセンターを建設し始めた。2017年7月、「張江科学城建設案」が発表され、その計画面積は約95平方キロメートル。2018年5月、上海市は張江の管理体制を変更し、上海市張江科学城建設管理弁公室を発足させた。
張江科学城の区画 写真・上海観察
張江科学城の位置・アクセス
上海市の南東部、浦東新区の中心地に位置し、陸家嘴金融貿易区と上海ディズニーランドと接しており、上海浦東国際空港まで車で15分という好アクセス。上海市内環状線に隣接しており、中環線、外環線、羅山路、龍東大道など、都市交通の大動脈という幹線道路がエリアを貫き、地下鉄2号線、11号線、13号線、16号線などがエリア内の便利な軌道交通システムを構築した。
特色のある産業
現在、張江科学城では登録済みの企業は1.8万社余りで、情報技術、バイオ医薬などをはじめとする産業クラスターがおおむねに形成され、数多くのハイテク企業が集まっている。
イノベーション創出の生態系
イノベーション創出に必要な資源は持続的に集積している。現在、張江科学城には国家、市、区レベルの合計440の研究開発機構が集まっており、上海光源、上海超算センター、張江薬谷公共サービスプラットフォームなど、重要な研究開発プラットフォーム、そして上海科技大学、中科院高等研究院、中医薬大学、復旦大学張江キャンパスを含む20近くの大学や研究機関もあり、エリア内の企業の発展のために研究成果や技術サポート、人的資源を提供している。
総合保税区
全体的な状況
総合保税区は外高橋保税区、外高橋保税物流園区、洋山保税港区と上海浦東空港総合保税区などの四つの通関特殊監査区域がを含まれ、総面積は28.78平方キロメートルに達する。外高橋保税区1990年に設立され、全国で初めての保税区でありる同時に、目下中国国内で経済規模の最も大きく、業務機能の最も豊富な税関特殊監管区域となっている。2004年に設立された外高橋保税物流園区は中国で最初の保税物流園区。洋山保税港区は2005年の年末に設立され、中国で初めての「区港一体化」監管を実行している特殊監管区域。浦東空港綜合保税区は2009年に設立され、ここではは保税物流区域と空港の貨物輸送区一体化運営システムを実行している。
外高橋保税区
外高橋保税区は全国で初めての保税区であり、1990年6月に国務院が批准し設立され、その企画面積が10キロメートルに達した。20年間ほどの発展を経て、外高橋保税区は既に国内で経済規模の最も大きく、業務機能の最も豊富な税関特殊監管区域となる同時に、全国で初めての「国家輸入貿易革新促進模範区」でもある。そして、外高橋保税区はお酒、時計、自動車、建設機械、工作機械、医療機器、バイオメディカル、ヘルシー製品、化粧品、文化製品などの10種類以上の専門製品の貿易プラットフォームを建設し、その中で、文化貿易プラットフォームは中国文化部に全国で初の「国家対外文化貿易基地」として受賞された。
外高橋保税物流園区
外高橋保税物流園区は中国で最初の保税物流園区であり、2003年12月に国務院に批准設立され、その面積が1.03キロメートルに達する。全国で初めての「区港連動」を実施する試行地区として、当園区は保税区、輸出加工区の関連政策及び上海港の港航資源を全て利用できる。「区と区の連動」、「入区して退税」などの政策優勢に頼り、保税物流園区は外高橋保税区と互いに補完して、連動的な発展を遂げ、今や重要な現代化国際物流基地となっている。
洋山保税港区
洋山保税港区は中国で初めての保税港区であり、2005年6月に国務院に批准設立され、2012年1月に拡大建設が許可された後、企画総面積が14.16キロメートルとなり、ここが小洋山港口エリア、一部の隣接陸地および小洋山島を陸地と繋ぐ東海大橋からなっている。洋山保税港区は「区港一体化」監管を実行しており、上海国際海運の発展綜合試行地区の革新的な運び手で、ここには通信及び電子製品、自動車及びその部品、高級食品、ブランド服装などの分配配送センターが集まり、欧米向けの分配配送基地、大口の商品産業基地、国内向けの輸入貿易基地及び海運リーダー企業の集中エアリとなる。
浦東空港綜合保税区
浦東空港綜合保税区は2009年7月に国務院に批准設立され、企画面積が3.59キロメートルに達している。当保税区は保税物流エリアと空港の西側にある貨物輸送区と一体化運営が実施され、浦東空港アジア太平洋地区航空により組み合わせた中枢港という利点に恵まれているため、上海空港サービス産業発展の先駆者となる。また、現在既に電子製品、医療機器、高級消費財などに関する世界で有名な多国籍企業の空輸分配センターおよび百あまりの融資・賃貸項目を導入しており、その中で、UPS、DHL及びFedExという世界で知名度の高い三つの宅配会社が入区しており、一部の重点項目すでに軌道に乗り、空港綜合保税区は次第に空輸アジア太平洋地区分配センター、融資・賃貸、宅配中継輸送センター、高級消費財保税販売などを含む空港サービス関連産業チェーンを形成させた。
発展の位置付け
自由貿易試験区の産業と経済発展の目標により、従来の自由貿易試験区産業発展の基礎をもとにして、国際貿易、金融サービス、海運サービス、専門的サービス、ハイエンドの開発といった五つの産業クラスターの発展を加速させ、「地域統括会社経済」、プラットフォーム経済および「四つの新」経済業態の結集に重点を置く。外高橋保税区は地域の先行優位に頼り、森蘭地域と連動して国際貿易サービス、金融サービス、専門的サービスを中心に、商業、ビジネス、文化、レジャーなどを含む多機能な総合エリア。外高橋保税物流園区は外高橋港区と外高橋保税区に頼り、国際的な物流サービス機能エリアを建設している。洋山保税港区は洋山深水港に恵まれている深い河岸線や水路条件を充分に生かし、臨港地域(南匯新城を含む)と連動し、自由貿易試験区や国際海運発展総合試験区の政策による相加効果を利用して世界で競争力のある国際海運サービスとオフショアサービス機能エリアを建設している。浦東空港総合保税区は浦東国際空港のアジア太平洋におけるハブ空港の位置を利用し、国際客流(旅客流動)、商流(ビジネス流動)、物流が集中している独特な優勢を生かし、周辺の国際的な旅行リゾート地と連動して国際航空サービス機能を果たしている同時に、ハイエンドの商業や貿易の機能も開拓し、世界で競争力や魅力のある国際航空サービスと現代商業貿易機能エリアを造り出している。
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