開発開始から28年を迎えた上海のあゆみ
上海浦東 アップデート: 2018-04-23
上海・浦東の姿
1990年、国務院は正式に陸家嘴、外高橋、金橋といった三つの国家レベルの開発エリアの設立を承認した。また、その2年後、張江ハイテクパークが設立された。そこで、その四大開発区が浦東を率いるという発展モードが形成されたわけである。
浦東、多くの「中国初」を記録
1990年、中国初の保税区である浦東の外高橋保税区の設立が承認された。
1995年、中国初の外資系銀行である日本富士銀行上海支社が浦東で開業し、運営し始めた。
2001年、中国初の合資基金管理会社が浦東で設立した。
2013年、中国初の自貿区である中国(上海)自由貿易試験区が浦東で設立された。
2018年3月26日、中国初の原油先物取引の取引銘柄が、上海先物取引所(Shanghai Futures Exchange、SHFE)で取引を始め、人民元建てで決済を行うことになった。それは中国で初めて対外開放された品目として、国際化に向けた重要な一歩を踏み出したことを意味する。
これらの事業の達成の秘訣は浦東が対外開放の政策を堅持し続けることである。
浦東の開発開始から28年間にわたり、浦東の総生産値は最初の60億元から1万億元に急ピッチで上った。
浦東に位置している自貿区は2017年末までに累計企業数は5万を超え、また国際貿易量が上海全市の4割を上回っていた。