開発開始から28年を迎えた上海のあゆみ
上海浦東 アップデート: 2018-04-23
上海・浦東の陸家嘴金融センター
ハイレベルの開放へ 高い質の発展へ
2018ボアオ・アジアフォーラムによると、開放度、特にサービス業と金融業の開放度をより一層拡大させるということが明らかになっている。
上海・浦東の陸家嘴金融センターは中国の改革・開放の象徴だ。1990年、中国国務院は浦東の開発を発表したが、当時は上海住民に郊外と見られていた浦東には目立つ建築物はほとんどなかった。上海住民は「浦西の1つのベッドの方が、浦東の1部屋よりもよい」という言い方をしていた。25年経ち、浦東は驚くべき変化を見せた。「万国建築博覧会」と呼ばれる外灘(バンド)と川を隔てた陸家嘴金融センターは国内外のビジネスや投資の集結地、また「万国の摩天楼」の「博物館」になっている。
今後、陸家嘴金融センターは産業チェーン、生態チェーンとサービスチェーンを引き続きアップグレードさせ、外資系金融機構が上海で銀行、証券取引所、保険機構を設立することを促進する。
開放のレベルを向上させるために、中国政府は上海自貿区を始め、銀行、証券、保険への外資株投資の制限を緩和する。
今年11月開催予定の中国国際輸入博覧会は浦東の外高橋の対外文化貿易基地、チリの商品センターなどのプラットフォームと協同して、中国の対外貿易を促進する。