モバイルコングレスが開幕 上海新国際展覧センター
上海浦東 アップデート: 2018-06-29
モバイルワールドコングレス上海(MWCS2018)がこのほど上海新国際博覧センターで開幕した。出展企業は5G技術、モノのインターネット(IoT)、AI、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの分野での最新の成果を披露する。
現在、中国の三大移動体通信事業者である中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)、は5Gをめぐって、戦略を次々と打ち出し続けている。
会場では、中国移動は5Gとモノのインターネット(IoT)、産業情報化応用、デジタル家庭、個人ビジネス体験という四つの方面で最新技術と製品を披露した。
また中国電信が発表した「中国電信5G技術白書」によると、中国電信が5Gで目標とするネットワークの構築物は『3つのクラウド』、すなわち『接続のクラウド』、『コントロールのクラウド』、『転送のクラウド』からなるという。『3つのクラウド』を擁する5Gネットワークは、業務の各シーンに応じて柔軟に計画を立てられる融合型ネットワークになる見込み。
中国聯通はスマート未来、スマートシティ、スマート生活、国際ビジネスといった四つの方面で、最新成果を披露した。情報によると、国内各都市で5G試行を展開しており、2019年に商用化の完全実現に先立つ試験的商用化であるプレコマーシャルの開始を予定している。