医薬が力強く発展 上海張江
上海浦東 アップデート: 2018-08-10
上海張江のバイオ医薬などのイノベーション型産業の世界での影響力が日に日に大きくなっている。張江では各分野の研究開発機構は合わせて400社以上で(そのうち、技術センターは196社、外資系研究開発センターは149社となっている)、大学は10校を超え、科学研究院の数も70社近くまで増えており、そして技術とサービスを提供する公共のプラットフォームは200を上回っている。
プレシジョン医療は医療技術を発展させる上で必ず通らなければならない道であり、張江の医薬パークはバイオ技術と現代医薬をめぐって、ハイレベル人材と科学技術革新型企業を数多く誘致してきている。
今年7月、ゼネラル・エレクトリック(GE)医療は張江に位置する中国研究開発センターで、アジア初の細胞と遺伝子治療技術センターを設立すると発表した。
この前GE医療のカナダトロントの実験室で行われた研究開発は張江で実施して済むようになる、それは浦東の研究開発資源の世界的規模での配置能力のさらなる向上を意味している。
2016年11月Roche革新センターは張江で着工し、投資額は8.63億元(約140.5億円)に達しており、建設後、免疫、炎症、抗感染症などの薬品の研究開発に焦点を合わせるという。
上海Roche製薬会社は上海をRocheの世界における三番目の研究開発センターにすることを計画している。
張江は新薬の実験室内での研究開発と試験から、薬品の選別・改良・保存、総合評価、臨床研究、生産に入る前の中間検査、登録・認証、出荷に至るまで、総合的な産業チェーンが形成しつつある。