上海ディズニーリゾートで「ズートピア」エリア建設へ
このごろ上海ディズニーリゾートが発表した拡張計画によると、ウォルト・ディズニー・アニメーションの中でも高い人気を集めた作品の一つであるアニメ映画「ズートピア」に登場するキャラクターや物語をモチーフにした新しいテーマエリアを建設するという。
「ズートピア」エリアの建設は、完成すれば、上海ディズニーリゾートのテーマエリアは8つになる。「ズートピア」のエリアは世界のディズニーリゾートで初めてとなる。
上海ディズニーリゾートは2016年6月に開園して以降、来園客数が数千万人に達している。開園から3年も経たない間に今回の拡張計画が発表されたことになる。
ウォルトディズニーパーク&リゾートの代表を務めるBob・Chapek氏(右の写真)は、「上海ディズニーリゾートが急速に拡張されているのは、当社が中国市場は今後も発展すると確信しているからだ」と述べている。
「ズートピア」エリアの建設は今年末に着工する計画という。このエリアでは、ディズニーの物語と世界の最先端技術がうまく組み合され、来園者が「ズートピア」のキャラクターと触れ合うことができるようになるという。
上海は比較的整った観光インフラや観光客接待施設があり、道路、鉄道、空路などの利便性が高く、観光に適した都市部や景観地区を備え、ホテルなどの設備が比較的整っている。上海は娯楽の分野で広い市場を持っており、投資商と運営商に広大な発展空間を提供している。
この度のエリア建設は、物質的生活が日増しに豊かになっているとともに、中国の消費者の好みが高レベル製品などの分野にシフトしており、価格重視から品質重視へと変化してきたことを反映していると言える。
上海ディズニーリゾート