日本国家館は浦東で開館 日本商品を上海に届け
上海浦東 アップデート: 2019-04-19
このごろ、マレーシア国家館やコロンビア国家館、エクアドル国家館などの続きで、日本国家館は上海浦東で開館した。今回の開館に伴い、外高橋運営センター(以下運営センターと略す)は政策関係の問い合わせサービスを提供し、日本商品を上海に届けるよう力強く支援しようという。今のところ、運営センターはすでに日本国内最大規模の総合免税店ネットワーク「ラオックス(Laox)」と提携し、家電、食器、化粧品など10種類以上の展示商品を輸入するため、様々な準備を整えた。
上海に届いた日本商品
4月10日午後1時30分、第一陣の日本商品が外高橋港に到着した。外高橋税関との共同作業で、運営センターは迅速に手続を済ませ、4月11日午後5時30分に商品を展示エリアへ移送した。このわずかの26時間がまさに「自貿区スピード」そのものを示した。
展示エリアの一部
運営センターは今後、引き続き税関などの政府部門と協力し、「保税展示場(関税などを課さないままで、簡易な手続より展示したり、使用する場所として設けられたもの)」の機能を更に果たすほか、便利なビジネス環境を構築し、輸入博(中国国際輸入博覧会)の開催に助力しようとしている。