上海自由貿易区、臨港新片区総合計画が公布
上海浦東 アップデート: 2019-08-09
国務院が8月6日、「中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区総合計画」(以下「総合計画」と略す)を正式に公布し、上海大治河の南、金匯港の東、小洋山島、浦東国際空港の南側エリアに上海自由貿易区・臨港新片区を設置し、そして「総合的に計画し、段取りよく実施する」という原則に則って南匯新城、臨港装備産業区、小洋山島、浦東国際空港の南側など、約119.5平方キロメートルのエリアにおいて、率先して新片区を発足させると発表した。
上海自由貿易区・臨港エリア 写真・IC
「総合計画」によると、臨港新片区は2035年まで、グローバル市場における影響力・競争力の強い特殊経済機能区を作り上げ、より成熟かつ安定した制度上の成果を形成させ、世界中の高級資源の要素を配置するハブとして機能し、我が国が経済のグローバル化の波に乗るための重要な役目を果たしていく。