上海自由貿易試験区、臨港新片区の除幕式が開催
浦東 アップデート: 2019-08-21
8月20日、上海市党委書記の李強氏が臨港オフィスセンターにおいて、中国(上海)自由貿易区臨港新片区を除幕し、イノベーションを起こす起業の沃土である臨港エリアはこれより新しく出発した。商務部長の鐘山氏と上海市長の応勇氏は除幕式に出席し、それぞれあいさつを行った。市委常委、常務副市長、臨港新片区管理委員会主任の陳寅氏が司会進行役を務めた。
臨港新片区 写真・IC
新片区が上海大治河の南、金匯港の東、小洋山島、浦東国際空港の南側エリアに設置され、「総合的に計画し、段取りよく実施する」という原則に則って南匯新城、臨港装備産業区、小洋山島、浦東国際空港の南側など、約119.5平方キロメートルのエリアにおいて、率先して発足するという。
新片区はまた、国際的に認められている、最強の競争力を持つ自由貿易園区を手本とし、同区と海外の間での投資・ビジネス・資金流通の利便化、自由な輸出入、運送業における高度な開放、職員のフリーランス化、情報流通の加速などの実現を目指し、グローバル市場における影響力・競争力の強い特殊経済機能区と産業・都市融合、開放イノベーション、スマートエコ、働きやすさ・住みやすさに重点を置く新しい現代化都市を作り上げ、国家戦略に応じて対外開放を推進しようとしている。