ハーバライフ、世界初のイノベーションセンターを設置=張江エリア
上海浦東 アップデート: 2019-10-10
このごろ、ハーバライフ(Herbalife)は上海で世界初の「ハーバライフ(中国)イノベーションセンター」を設置すると発表した。同センターは張江エリアに位置し、投資総額は約1億元(1元は約15円)に及ぶという。センター1期は、敷地面積が約2000平方メートルで、今年11月より着工し、2020年後半に竣工すると見込まれた。
ハーバライフ 写真・IC
紹介によると、センターには効果性研究ラボ、調薬ラボ、パッケージラボ、分析ラボ、試行ラボ、感覚テストラボ、イノベーションキッチンなどがあり、これらの施設は食品の原材料からパッケージまで、様々なイノベーションを行い、ユーザーたちのニーズに応じて良い製品を開発する。
ハーバライフは1998年から中国に進出し、現地研究と製品イノベーション開発に力を注いできた。現時点では、上海に位置するアジア太平洋地域統括研究開発本部、長沙の植物原料研究開発センター、南京と蘇州の生産技術研究開発センターという4つの研究開発センターがあるという。
今回新らたに成立するイノベーションセンターは植物原料開発や効果性と安全性研究などの分野でほかの研究開発センターと協力し、国内外の研究・高等教育機関との間でパートナーシップを築こうとしている。またセンターの運営開始から5年内、ハーバライフは販売製品数と開発スピードを倍に増加し、世界一流な栄養科学技術開発センターとして建設しようとしている。