「WLA科学コミュニティ」が臨港新片区に
上海浦東 アップデート: 2019-11-01
このほど開催された第2回世界トップ科学者フォーラムの発表によると、世界初のトップ科学者コミュニティ「WLA科学コミュニティ」は来年臨港新片区で着工し、建設面積は34万平方メートルだ。
第2回世界トップ科学者フォーラム 写真・PUDONG TIMES
「WLA科学コミュニティ」は世界トップ科学者協会(WLA)による豊富な人的資源をコアとして、基礎研究に基づくスーパーサイエンスラボラトリーを作り、世界トップ科学者たちの研究成果を導入し、産学提携による科学技術転換(既存の事業に科学技術の要素を導入すること)を実現しようという。また今回のフォーラムで発足した世界トップ科学者協会上海センターも関連の科学技術資源を提供し、科学研究イノベーションの要素を臨港に導入する。
「コミュニティは臨港科技城と滴水湖の間に位置し、規画ではフォーラムの新会場や展示センター、科学者アパート、産業ボードなどがある。一方、外国語対応の教育と医療機関なども完備するのだ」と臨港科技城公司の陳炯董事長は紹介した。「コミュニティにはバイオ医薬や集積回路など、多分野に携わる施設、国際共同ラボ基地がある。優れた科学者や人材を呼び込むため、魅力ある研究環境を作り上げたい」
紹介によると、「WLA科学コミュニティ」は未来アジア地域最大のトップ科学者集積地となり、「中国のシリコンバレー」と言っても過言ではない。