銀聯国際は29日、まもなく開催される第2回中国国際輸入博覧会の出展者に優遇ある便利な支払いサービスを提供すると発表した。海外からの出展者は海外発行の銀聯カードを制限なく使用できる。人民元カード（人民元口座で決済できるクレジットカード）あるいは双幣カード（人民元口座と外貨口座両方で決済できるクレジットカード）があれば、支払う時には人民元で決済できて便利である。また、外国人は有効な身分証明書をもって中国国内の銀行に行けば、銀聯キャッシュカードとクレジットカードが発行できる。

第2回中国国際輸入博覧会　写真・視覚中国 

「海外で発行された銀聯カードはすでに1.2億枚を突破した。より多くの出展者は中国で安全かつ便利な支払いサービスを受けられる」と銀聯国際のある責任者は紹介した。銀聯国際は海外57か国・地域で銀聯カードを発行し、うち東北アジア、東南アジア、中央アジア、アフリカなどの輸入博出展国では大規模の発行が行われている。銀聯国際は今後引き続き銀聯カードの発行範囲・発行数を拡大していくという。また一部の輸入博出展者は電子マネーも使える。現地発行の銀聯カードを電子マネーアカウントに登録したら、中国国内1600万以上の店でQRコード決済できる。 

輸入博の開催期間中に、海外発行の銀聯カードを使えば、各種店舗で決済優遇を受けられる。例えば、愛玲や翠園などの有名レストランは、海外発行の銀聯カード決済で最大20%割引が利用できる。消費税還付ができる店で買い物すれば、上海で出国する時銀聯カードに直接、最大9%の消費税金が返還できる。