臨港中心市街地、新たな区画整理へ
上海浦東 アップデート: 2019-12-09
中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区管理委員会は5日、都市における空間的資源プロモーション会及び重大プロジェクト共同調印式を開催し、臨港中心市街地の新たな区画整理案を発表した。
臨港新片区の門型フレーム 写真・視覚中国
臨港新片区が今年8月20日に発足以来、「産業の発展を推進し、特別経済機能区を建設する」ことをめぐって、開放イノベーション、スマートエコ、産業・都市融合、働きやすさ・住みやすさに重点を置く新しい現代化都市を作ってきた。
今回のプロモーション会はそれぞれ住宅・商業、科学技術・イノベーション創出、金融をメイン機能とする101、103、105という3つの新エリアを披露した。うち101エリアは約5.01平方キロメートルを占め、観光・生活産業を中心に発展し、特色のある生活・商業・観光コミュニティを目指す;103エリアは約10.3平方キロメートルを占め、トップ科学者コミュニティ、科学技術イノベーションコミュニティ、科学技術本部湾、科学イノベーションスマートコミュニティ、国際イノベーション協同区などを建設していく;105エリアは約19.67平方キロメートルを占め、新片区の金融分野における優位性を発揮し、越境取引やデジタル経済などの現代サービス業を発展させ、世界資源配分のハブとして機能する。
臨港新片区管理委員会の吳傑専門副主任は「今回のプロモーション会を通して、世界に向けて臨港に秘める無限の可能性を発信しよとした。我々の開発計画や構想をありのままに伝えて世界中の企業を歓迎している」と話した。
写真・Sipa