上海、「臨港新片区産業大学」を設置 新型産業教育システムの構築へ
上海浦東 アップデート: 2019-12-17
上海自由貿易試験区臨港新片区における産業・教育・都市融合を推進するための新発展フォーラムは12日に開催された。臨港新片区の高等教育機関らが招かれ、共に「臨港新片区産業大学」を設置すると提唱した。
臨港新片区 写真・中国新聞網
紹介によると、「産業大学」は臨港における既存の産学連携プラットフォームに基づき、高等教育機関に求められる教育的・社会的機能を融合し、大学生から求職者や従業者までを支援することができる新型産業教育システムを構築する。
またフォーラムで、「臨港地域高校連盟」(「臨港地域高校連盟」とは、昨年9月上海市教育委員会の指導の元で成立した臨港エリアの大学連盟)は正式に「臨港新片区高校連盟」に改称され、上海海事大学は新しい連盟会長を務めることになった。「上海海事大学は臨港新片区における産学研連携をさらに強化し、シンクタンクとしての役割を果たし、臨港の社会発展に助力する」と上海海事大学の宋宝儒党委書記は話した。
それに対し、臨港グループ側は、産業・教育融合発展の方針に沿い、高等教育機関らとの積極的な協力を求め、新型人材の育成に取り組もうという意思を表明した。「われわれは産業・教育・都市融合を推進し、臨港を人々が憧れる『未来都市』に建設する」と上海電機学院の孫培雷党委書記は伝えた。
写真・Sipa