上海、新設外資プロジェクトが前年同期比3割増
上海浦東 アップデート: 2019-12-19
上海の経済・社会貢献に活躍する外資系企業を表彰するための「2019年上海市外商投資企業双優百強発布会」に出席した尚玉英上海市政府秘書長は17日、今年上海の外資導入状況について話した。「11月末まで、上海の新設外資プロジェクトは前年同期比29.3%増の6168件に達し、外資の成約額と実際利用額はそれぞれ、前年同期比14.6%増の459.34億ドル、前年同期比10.8%増の178.19億ドルだった」
尚玉英上海市政府秘書長は「上海のビジネス環境は優れたもので、外資系企業が上海で健全な経営状態を維持している」と指摘し、「世界中の企業が上海に進出し、長江デルタないし中国全国で事業を展開する」ことに期待を寄せた。
また、今回表彰された外資系企業百社は上海市外資系企業数のわずか0.2%だが、輸出入額の54.69%、売上高の36.94%、納税額の40.55%を占めた。「これらの外資系企業は、上海の外向型経済発展を支えている」と尚玉英上海市政府秘書長は伝えた。
写真・Sipa