新片区のナイトタイムエコノミーを知ろう
上海浦東 アップデート: 2019-12-26
ナイトタイムエコノミー(夜間経済)は近年、都市経済成長の新しい原動力になってきた。発足したばかりの臨港新片区にとって、ナイトタイムエコノミーの発展もチャンスをもたらしている。このほど開催された、新片区のナイトタイムエコノミー推進に関するサロンでは、各分野からの有名人や専門家が集まって、新片区の夜間経済活性化について話した。
写真・Sipa
上海社会科学院新聞研究所の徐清泉所長は、新片区における現代産業の優位性を活かし、ナイトタイムエコノミーの発展を推進する土台を作るべきだと指摘した。「VR(仮想現実)・AR(拡張現実)、5G、IMAXなどの技術を使い、新たな業態を形成させる。また『滴水湖』(新片区に位置する人工湖)の水上や周辺の夜観光の開発も可能だと思う」
上海海昌極地海洋世界有限公司の李紹君総経理は夜の海昌海洋公園観光に関して説明した。当該公園は様々な夜間プログラムを打ち出し、2020年の夜間開園日数を213日までにする予定という。
今年4月、上海市商務委員会など9機関は「上海のナイトタイムエコノミー発展に関する指導意見」を発表し、「夜7時~午前6時」の時間帯での夜間経済活性化を促した。紹介によると、新片区は引き続き区内の観光資源を集中させ、優位性を活かし、文化・観光のプラットフォームを構築し、区の良さをアピールする。
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