外資系企業設立手続き 来年より全手順がオンラインに=上海
上海市商務委員会は26日、来年1月より、(上海)市商務委員会と上海自由貿易試験区管理委員会は外資系企業設立申請の受理を停止し、手続きの全手順がオンラインへ移行するという公告を発表した。公告の全文は下記をご覧ください。
『中華人民共和国外商投資法』は2020年1月1日より実施され、関連事項について次の通り公告する。
1.2020年1月1日より、(上海)市商務委員会と上海自由貿易試験区管理委員会は、国家が定めた外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)掲載業種に関する外商投資企業あるいは外商再投資企業設立と情報変更の申請受理を停止する。
2. 2020年1月1日より、国家が定めた外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)掲載業種以外の分野について、外商投資企業を対象に、商務主管部門への備案登録届出は不要となる。また2019年12月31日以前に、市場監督部門で設立あるいは情報変更申請の手続きを済ませたが、備案登録が完了していない場合や企業の「一窓通」(1つの窓口で手続きを済ませること)申請を提出し、登録が完了していない場合、外商投資総合管理システム(wzzxbs.mofcom.gov.cn)で備案登録を済ませることが可能となる。
3. 2020年1月1日より、外商投資企業設立・情報変更に関する事項は、オンライン企業登録システムによって商務主管部門に第1次届け・変更届けを提出しなければならない。また外国人投資者あるいは外商投資企業は毎年、国家企業信用公示システムによって商務主管部門に年次報告を提出しなければならない。
4.外商投資企業は『上海外商投資統計報告表制度』の定めにより、毎月1日から17日まで「外商投資企業投資・経営状況統計報告表」を提出しなければならない。該当企業は(上海)市商務委員会公式サイト(sww.sh.gov.cn)の「企業弁事」(企業に関する事務)コーナーで、「上海外資信息管理系統」(上海外資情報管理システム)にログインしてください。