臨港新片区、各産業への投資を全力で推進
このほど、上海自由貿易区臨港新片区は、ビジネス環境を改善し、投資の発展を促進するための大会を開いた。2020年、臨港新片区は新エネルギー、スマートカー、集積回路、バイオ医薬、人工知能、航空宇宙など注目される投資分野において、各産業への投資を強化し、統括的な推進を促し、年間調印されるプロジェクトへの実行ベース投資額500億元(1元は約16円)を突破させる、と大会に出席した記者が伝えた。
写真・上海自由貿易試験区臨港新片区 写真・Sipa
投資促進活動のメカニズムを改善するため、臨港新片区は『臨港新片区における投資誘致の強化・質の高い発展の推進に関する実施意見』を発布し、臨港新片投資促進サービスセンターを設置した。また新片区投資促進活動の「4つの一体化」(計画・管理・保障・PRがそれぞれ一体化される)というメカニズムが確定され、各種資源を統括し、誰かも活躍できる大きい投資誘致システムを構築・強化していくという。
紹介によると、臨港新片区は今年上半期に「5つの重要」特別行動案を披露し、制度イノベーションや難関突破に関する100か条を推進し、関連政策計176か条の任務をいち早く遂行する。
今年、臨港新片区は制度イノベーションに重点を置き、世界で競争力が最も強い自由貿易園区を手本にし、新しい政策を策定し、政務サービスを改善し、「一体化信息管理服務平台」(一体化情報管理サービスプラットフォーム)を建設し、精度の高い投資誘致に向って、コア分野、特殊経済機能区エリアないし全産業チェーンでの投資誘致力を上げていく。
臨港新片区は盛美半導体、上飛装備、君実二期、聚力成半導体などの製造業プロジェクトや設備テスト園、情報通信研究院などの研究開発プロジェクトを推進する。今年新片区は各産業への投資額が前年比40%増の280億元、工業生産総額が前年比35%増の1755億元に達するように努力する。
また臨港新片区は金融や貿易の発展のために様々な仕事を展開していくという。