新片区、外国籍ハイレベル人材の中国永住権取得を優先
上海浦東 アップデート: 2020-03-23
写真・VCG
臨港新片区管理委員会より、認定を受けた外国籍ハイレベル人材による中国・グリーンカード(永住権)の取得申請を優先的に対応することが伝えられた。現時点で、2人のグリーンカード取得が見込まれている。
臨港新片区管理委員会人的資源管理担当の楊武氏によると、区内企業で4年以上連続で働き、毎年実際の中国滞在期間6か月以上の外国人のグリーンカード取得が可能。外国籍人材は最長5年間の在留許可を取得できる。3年間の中国滞在後、一定の条件を満たす外国籍人材はグリーンカードの取得申請を許可される。
グリーンカード取得優先制度のほか、管理委員会は様々な外国籍人材政策を打ち出した。例えば、外国籍人材を対象とする個人所得税の優遇措置実施や外国籍人材に関する現代サービス業の規制緩和、外国籍人材子女の国際教育向上など。
また、新片区は人的資源サービスを向上させ、国際人材港の建設を推進していくという。「政府による公共の人的資源サービスだけではなく、職業仲介、ヘッドハンティングなどの人的資源サービス業者にも一部の資源を提供します。企業が人材港に入居したら、各種の人的資源サービスを享受できます」と楊氏。